むつみ的
「るーとぱらだいす」おいらの作品についていろいろ

あくまでむつみ的独り言なので、あまり気にしないでください(笑)


ってことで、「ニトラ」と「楽しい日曜日」について、ちょこっと解説をば。

この本への寄稿、初めは「楽しい日曜日」1つにするつもりで書いてました。元ネタは、ずいぶん前に書き留めておいた、「双子の同時調教。兄が責められるのを見て、弟が萌える」程度のメモなんですが、今回、これを膨らませて作品にしようってことで書いてみました。で、最初は作品全体をもっと短くまとめるつもりだったんだけど、思っていたより長くなって、一応便宜的に2部構成にしてみました。

で・・・終わり方、いい加減だなぁって思うことが多々あるんですよ。てか、いきなりフィストされて、またされたいなんて思う子供いねーよ、なんて思ってるんですが・・・
ごめんなさい、実は、本当はもう少し続きがある予定だったんですよ。起承転結でいうと、第一部が起、第2部が承&転。で、むりやりここで終わらせちゃってるけど、本当は、第3部というべきさらに転&結となる部分があるはずでした。第3部がどういう展開になる予定だったか、ということは、おそらくおいらの作品読んでいただけてれば、だいたい分かると思いますが・・・

では、なぜ「日曜日」をむりやり終わらせたのか・・・

答えは「ニトラ」が書きたかったから(爆)ぉぃ(汗)

「ニトラ」は、お気づきの方も多いかと思いますが、あるゲームのある曲にインスパイアされた作品です。「日曜日」を書いている最中に、イメージがぱぁっと広がって、「うぉ、書きてぇ」って状態になって。で、基本的においら2作品を同時並行して書けないので、「ニトラ」書きたさのあまり、「日曜日」を打ち切っちゃったってのが真実です(汗)

うぅ・・・ごめんない(大汗)

そんな訳で、「ニトラ」のほうは、思いっきり気持ちが入って、2日ほどで7割方書き上げてます。

で、個々の作品の解説を・・・


「ニトラ - Neuronic Technologic Assistance Robot -」

この作品でまず悩んだのが主人公のロボットの名前。最初は特に理由もなく「ミトラ」だっだんだけど、語呂合わせの都合上、「ニトラ」に変更。分かります? 
Neuronic Technologic Assistance RobotでNITLAです。
基本的には、某曲の歌詞にかなり影響されて、哀しい少年形ロボットの宿命って感じのストーリーに。

まぁ、最初のうちは、比較的淡々と書いていたんですが、売られるって決まったあたりから、徐々にニトラの人間的感情の芽生えと同時においらも暴走し始めて・・・(汗)

最初のポイントは、ニトラの前のご主人様との話を聞いて、健介が泣くところ。これは、健介側が、ロボットに本格的に心を開く瞬間です。健介も、(家族みたいな人にじゃまにされるという)よく似た体験をしていたために、このときニトラに対して感情が解放されたって訳です。要するに、似たもの同士だったって訳ですね。そして、まず、健介からニトラに歩み寄りが始まりました。

そして、ニトラの側から健介に歩み寄ったのが、犯される健介を助けようとして暴走するところ。基本的に、ロボットは人間を傷つけられないようになっている(このあたり、鉄腕アトムのロボット法あたりの影響大です)けど、健介を助けたいがために、無意識のうちに自ら暴走してしまうわけです。だから、暴走中の出来事がメモリーされていないのは、実はニトラ自身の意志だったりする、ってのが設定だったり。

そして、この暴走から、ニトラはどんどん人間に近づいていきます。本来、自分を破壊するような行動は出来ないようにプログラミングされているニトラですが、ついには自分を破壊しても、大切な人を守りたい、と思うようになるわけです。自己犠牲本能ってやつでしょうか。典型的な犬形ですね(笑)

この、海に飛び込んで健介を助けるあたり、おいらも書いていて大暴走(汗)。久しぶりに手が勝手に書いてました。哀しいロボット少年物語作家の神(そんなのいるのか?)が降りてきた瞬間です(笑)。あとでその部分を読み返すと、他の人が読んでわかるかなぁって気もしたんですが、その時の感情のうねりというか、そういうものがぶち込まれた文書をスポイルしたくなかったので、そのあたりはほとんど手直しなしにしています。
結構感情的に暴走しつつ書いた作品なんですが、それだけに思い入れはひとしおだったりします。


「楽しい日曜日」

いやぁ、双子って、書くのこんなに難しいって思わなかったっす(汗)
通常は、登場人物が二人いると、それぞれ性格付けされて、それによってせりふなんかが変わってくるので、これはあいつのせりふ、こっちはこいつのせりふって区分けが簡単に出来るんですが、同じ性格、同じ口調、同じ行動パターンの二人となると・・・書きながら混乱することしばしば(汗)

書いてる側がそうなんだから、きっと読む側はもっとわかりにくいんじゃないかなぁ、なんて思ったりもしますが・・・双子を選んだ以上、しょうがないってことで(汗)
まぁ、最後の最後まで、直人と優人が間違っていて、修正してもらっていたのは秘密ということで・・・手間かけてごめんね、るーちゃん(汗)

調教も大変でした。二人いるってことは、当然手間が2倍、文書量もほぼ2倍。そのあたりを見誤ってたおいらは、当初もっと短くまとめるつもりだったのに、書いても書いても終わりが見えず状態(大汗) 普通にWebに公開するのなら多少長くても良いんだけど、本、しかも、他のみなさんと一緒な訳だから、一人でページ消耗するわけにも行かないし・・・実はけっこう困ったりもしました>作品の長さ。

こっちは、それほど設定がどうこうってことはないんですが・・・1つだけ自己満足(?)の裏設定があったり(笑)

そもそもの発端になったのが、直人の携帯へのメール着信です。このとき鳴った間抜けなメロディなんですが・・・じつは、設定上は「ドラ○もんのうた」なんです(笑)
ちょっと出だしの歌詞を書き出すと・・・
 ♪こんなこといいな できたらいいな
 ♪あんなゆめ こんなゆめ いっぱいあるけど
 ♪みんなみんなみんな かなえていくれる
 ♪ふしぎなポッケで かなえてくれる
なんか、意味深な感じ、しませんか?(爆)
「こんなこと」とか「あんな夢」や「こんな夢」・・・・・おいらがかなえてあげよう。命と引き替えだけどね(爆)



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