簡単さ!! by暴虐王さま


 「こちらは伝言ダイヤルセンターです」
 受話器の向うからは何時ものようにガイダンスが流れてきた。
 (そういえば最近こればっかだな)
 亮介はそんな事を考えながらも、何時ものように数字と#を繰り返しタッチする。
 「俺、180、82、23。大学院に通ってる筋肉質です。年下の中学生以下の子。いたら電話くれ!!Hしたいって子に限る。」
 これもまた何時もの呼びかけだ。もっとも、この呼びかけで中学生が電話をくれたことなど一度もないのだが・・・・。
 二日程たった日の事。いきなり亮介の携帯電話が鳴った。
 (ん?非通知?だれだ?)
 疑問に思いながらも受信した。
 「もしもし。」
 「あっ、はい。あのう・・・伝言聞いたものなんですけど・・・」
 「あ〜前に入れたやつ?」
 「そうです。」
 (へ〜こんな事もあるもんだな。)
 伝言相手の名前は泰平と言うことだった。
 二人は最初は話がかみ合わずぎこちなかったものの、話し込んで行くうちに笑い合える様になっていた。
 「ヒマだった会ってみようか?」
 「は、はい」
 「だったらS区のT・Gって駅にきて。そこで電話くれればいいから・・」
 「解かりました。」
 電話を切った亮介は深い溜息をついた。
 (まぁ〜期待しないでまってみよう)
 そんな軽い気持ちだった。どう考えても163センチ48キロの中2。そんな男の子が伝言で簡単にひっ掛かるとは思えずにいた。
 しかし、亮介の考えはいい意味で裏切られた。
 「駅についたんですけど・・・」
 「それじゃ前の路を入って2本目右に入って。突き当たりのマンションの206号だから。」
 「解かりました」
 はっきり言って亮介は現実が信じられずにいた。
 「ピンポーン」
 呼鈴の音がした。
 「よく来たね。上がってよ!!」
 「はい」
 二人は取り留めの無い話を交わしていたが、その場の空気は一つの方向の流れていた。
 「Hの経験はあるの?」
 亮介の方から話を切り出した。それが目的だったのだからそれを話さずにいるなどできる訳がなかった。
 「うん。一回あるよ。」
 「そうか、今日もやる?」
 「ヘヘヘヘヘヘ・・・」
 泰平は「それが楽しみ」といった感じで笑顔をみせた。
 ベットの中に入った二人の楽しみはとても激しいものとなった。
 恥ずかしそうにしている泰平ではあったが露わになった股間は最大限に膨らみを増している。中2ではあるが体毛も少なかった。
 「あ、あ〜ん。いいよ。き、気持ちいい〜!!」
 何の予告も無く股間を剥かれ、咥えられた泰平は声を押し殺す事ができなかった。
 「かってにいくなよ!!」
 「で、でも〜〜〜っ!!」
 亮介の容赦の無い責めに限界が近づいていく。
 その時だった。口を離した亮介はいきなり泰平を後ろ手にして縛り上げてしまった。
 「な、なにするの?」
 「おとなしくしてろ!!」
 亮介の脅しは効果抜群だった。中学2年生の少年にとっては考えられない事だったのだが・・・。
 自由を奪われた少年は成す術がなかった。一方的に何度となく絶頂を迎え、恥ずかしい液体をぶちまけていた。
 (こんな、格好で恥ずかしいのに・・・でも、なんか今までHより・・・気持ちいいよぉ〜。)
 泰平の体と心はもう制御不能だった。
 自ら出した体液を飲み、やっと黒くなり始めた股間の若草は綺麗に刈り取られてしまった。
 (もう、は、恥ずかしい)
 正常な考えが頭を走っても、肉体は別の方向に走ってしまう。中学生にそれをコントロールすることなどできるはずがない。
 亮介はそんな泰平を見て、笑みを抑えられずにいた。
 (これで、ペットができたかな?面倒になったら捨てれば済む事だしな)
 夕方、笑顔で部屋を後にする少年の姿があった。
 「また、来ていい?」
 「今度土日にこいよ。ゆっくり楽しもう」
 「うん」
 何故、このようなことになるのか二人だけの秘密。
 (本当はあんまりタイプじゃないんだよなぁ〜。あいつ。まぁ面倒になったら捨てればいいか・・・。少年なんてどこにでもいるしね!!)

またまた暴虐王さまからいただきました!!

いいっすね、伝言ダイヤルもの。
伝言ダイヤルで引っかけて、
こんなことできたらな〜って感じの小説、
いろいろと想像がふくらみます(笑)

最後の「まぁ面倒に・・・どこにでもいるしね!!」って
せりふ、鬼ですね(笑)
さすがは鬼畜な暴虐王様(^^)

おいらは小説で殺しちゃうけど
(だたし2人に1人くらいです!)
暴虐王様は小説で捨てちゃうんだ(笑)

泰平くんがこれからどうなるのか、
いろいろ想像に花が咲きます(笑)

暴虐王さま、ありがとうございました。



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