「セイ」と「セイ」 byるーとさま

ぎゅぃぃぃぃぃぃぃぃぃん
「ひっひぃ・・・・ひっく・・・・」
一人の少年、睦は徐々にお腹に迫り来る刃物を見ながら泣ていた。
しかし、それでも睦の萎えたちんちんを扱く動きは止まらなかった・・・。

事の起こりは数時間前。
とある少年に体育館裏に呼び出された睦は、体育館裏についた途端、いきなり知らない大人の人に拉致されたのだ。
気づいた時にはベッドの上で仰向けになっていて、右手以外の手足は何かに繋がれていた。
「へへっ、どうやら目覚めたみてぇーだな」
男が不気味に睦に言った。
「な、なにこれ!?」
睦は必死に自由な右手と体を動かし、どうにか逃げようとした。しかし、手足を縛っていた物はびくともせず無駄な抵抗に終わった。
「俺はお前に何の恨みも持っていないんだが、坊ちゃんからの命令でね・・・。まぁ、けんかを売った相手が悪かったと思ってあきらめるんだな。」
男は淡々と話す。
「そ、そんな!あんなのちょっとしたジョークじゃないか!」
睦は必死に訴えた。
睦は自分が、自分を呼び出した少年を以前にからかっていたことを思い出した。
相手が金持ちだということは知っていたが、まさかこういう人を雇っているなんて思いもしなかった。
「坊ちゃんは、ああ見えても結構繊細な人でねぇ・・・」
「だからって何で僕がこんな目に・・・」
「おっと、話はそこまでだ」
男は手元に握っていたスイッチを押す。
睦のお腹の上の方からぎゅぃぃぃーんと凄い音が聞こえた。
睦はすぐさま音のする方をみた。
そこには回転のこぎりが勢いよく回っていた。
「ね、ねぇ、なにこれ!?僕を殺すつもりなの?やだよ、僕、死にたくないよ!・・・・謝るからさぁ、・・・ねぇ、謝るからこれ止めてよ!!」
しかし、男は睦の必死の訴えには全く聞く耳も持たないといった感じで睦にしゃべり始めた。
「この刃物は徐々に下りてきて、このままだと大体5時間ぐらいでお前の腹に届く。ただしこの機械はちょっと特殊でな、お前が射精するとセンサーが察知して機械が止まるようになっている。まぁ、助かりたきゃてめぇの汚い液をそこにぶちまけるんだな。そうすりゃお前は助かれるし、そのために右手を自由にしてやってるんだからな」
「そ、そんな・・・」
睦は驚愕の表情を浮かべた。
「俺は数時間ばかり出かけてくる。あまり人の死ぬところはみたくないんでね。帰ってきたときにまだ生きてたら開放してやるよ。」
そう言いながら男は睦のズボンとパンツを足元まで下げる。
「なにすんだよ!」
睦は顔を赤くしながら言った。
「・・・・せめてものサービスだ」
男はそう言い残して部屋から去った。
これでこの機械を止めてくれる人は誰もいなくなった。
このままだと5時間後に僕は死んでしまう。・・・・・・・やだ・・・やだ・・やだやだやだやだやだ、やだぁー!
睦の頭の中は恐怖で一杯だった。
必死でここから逃げようと右手と体を動かす。
しかし無駄な行為だというのはさっきも実証済みだった。
刃物は徐々に下りてくる・・・。
睦の目には涙が流れていた。
「・・・・く、くっそー・・・」
睦はとうとう逃げることをあきらめて、ゆっくりと自分のちんちんに手を伸ばした。
そしてゆっくりと自分のちんちんを弄り始めた。
しかし、それは一向に勃つ気配を見せない。
それもそのはずである。頭の中は死の恐怖で一杯なのだから・・・。勃たせようという方が至難の業である。
それでも睦は必死で右手を動かす。
しかし、それでもやはりちんちんは大きくはならなかった。
「たてよぉ・・・・・たってくれよ・・・たのむから・・・」
睦は自分の分身に涙声で話しかけた。
「くそっ、くそっ、くっそー!」
睦は叫びながらも必死で自分のちんちんを揉んだり、亀頭を刺激してみたり、色々なことを試してみた。
それでも勃たない自分のちんちん・・・
いつしか睦の右手の動きは動きが遅くなり、そしてとうとう動きを止めてしまった。
「・・・無理だよ、こんな状況でオナニーするのなんて・・・・・・そんなの絶対に無理だよ!・・・・・・僕、あれに切られて死んじゃうんだな・・・」
睦は徐々に下りてくる刃物を見つめながらつぶやいた。
刃物はまだ、最初の位置から半分も下りてきていなかったが、睦は自分のできることは全部やったと思ってあきらめていた。
「はぁ、なんか自分の意志とは無関係に射精する方法があればなぁ・・・・・・・・・・・!?」
睦は以前誰かが言っていた言葉を思い出した。
お尻の中には前立腺というのがあり、それを刺激すると射精することができるという事を・・・
睦には抵抗があった。
普段は出すことしかないその穴の中を、自分の指で犯さなくてはいけないということ・・・・・・・それも前立腺のある場所もはっきりとわからないのに・・・。
しかし、そんな悩みもすぐに吹き飛んだ。
(やらなきゃ・・・・やらなきゃ死んじゃうんだ)
睦はゆっくりと、そして丹念に自分の指を口の中に入れて舐めた。
そして自分の唾液で濡れた指を肛門に持っていった。
それからゆっくりと自分の穴の周りを触り始めた。
「・・・あっ・・・んっ・・・」
(お尻の周りって結構気持ちいいんだぁ・・・)
睦のちんちんも少し大きくなりかけていた。
そしていよいよ穴の中に指を入れることにした。
ゆっくりと、そしておそるおそる中指を穴に入れてゆく。
「痛っ!・・・・・・・はぁ、はぁ・・・」
心では準備が出来ていても、さすがに初めてのことで緊張していたその穴は、力が入っていたため指を入れた瞬間に睦の体に痛みが走った。
しかし、ここで指を抜くわけにはいかなく、痛みが解けるまで指をそのままにしておいた。
徐々に痛みがなくなり、指をゆっくりとそして前立腺を探すために色々動かしながら奥の方に進めていく。
「・・・・んん・・・・あっ・・・・はぁ・・・」
正直言って気持ち悪かった。
自分のお尻の中に自分の指が入っているなんて、そんなの想像もしたく無い。それでも「生きるためだ」と自分に言い聞かせて必死で指を動かした。
「あっ」
思わず睦の口から声が漏れた。
奥の方で指先に、なんかカリッっとしたものが触れた。
そしてその瞬間はすごく気持ちよかった。
(・・・ここが前立腺なのか?)
睦はゆっくりとそこを刺激し始めた。
「・・・んっ・・ふっ・・・はぁ・・・あ・・いい・・・」
どんどん膨張する睦のちんちん。
もはやその行為に夢中で、自分に迫りくるものの存在は頭から消えていた。睦は一生懸命そこのポイントを刺激し続けていた。
そして、しばらくして
「はぁ、はぁ・・・い、いきそう・・・・・・・・はうっ!」
睦のちんちんから白濁した液体が飛び散る。
その液体は睦の服や顔を汚した。
しかし睦はそんなことには一切かまわず、恍惚の表情を浮かべていた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
睦は頭の中が真っ白になりながら、初めての感覚に酔っていた。
そして気が付くとあの耳障りな機械音も止まっていた。
「・・・・・助かった・・・・・・・」
睦は上方を確認した後、安堵のため息と一緒につぶやいた。
(これで・・・これで、無事生きて帰れるよ)
そんな感傷に浸っていたそのときだった。
ぎゅぅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん
またあの嫌な音が聞こえ始めた。
「え!?なんで??どうして!?僕、ちゃんと射精したじゃないか!!・・・・・・なのにどうしてまた動き出すんだよぉ〜・・」
睦はすっかり混乱していた。
睦は勘違いをしていたのだ。一回射精することができれば回転のこぎりは止まり、自分は助かるものなんだと・・・・。
しかし、そんなことはあの男の人は言っていなかった。
実はこの機械、射精をセンサーで察知すると止まることは止まるのだが、一定時間がたつと再び動き出すようになっていたのである。つまり睦は、助けの人が来るまで何回もいき続けて回転のこぎりの落下を抑えていなければいけなかったのである。
ようやくそのことに気が付いた睦は、右手の中指を自分の服にこすりつけ、そしてまた、自分の口に指を入れ丹念に舐め始めた・・・・・・・。


もう、何回射精したことだろう・・・・。
あるときは、勃起させた後に指をお尻から抜いてちんちんを思いっきり扱いて射精したり、またあるときは前立腺だけの刺激で無理矢理いってみたり・・・・・・。
そして、その度に睦の精液は薄くなり、今ではただの水とほとんど変わらないくらいだった。まさに精根尽き果てた状態だった。
しかし、そんな状態でも睦の右手の動きは止まることはなかった・・・・。
「・・・・・・うぅ・・・あっ・・・・・ぐっ!」
睦のちんちんから水状の物が飛び散る。もはや射精の快感なんてものは全くなく、ただ痛いだけだった。それでも睦は自分のちんちんを扱かなくてはいけなかった。
・・・・・しかし、それももう終わりを告げようとしていた。
「・・・・・・はぁっはぁ・・・お願いだから・・・・・・誰か来て・・・」
睦はドアの方を見つめ、息を切らしながらつぶやいた。
回転のこぎりの刃はもう、自分のお腹から二十センチも離れていなかった。再びこの機械が動き出したらもう絶対に助からないだろうということは、睦にはわかりきっていた。わかりきっているからこそ、もう誰かが来ることを祈るしかなかった。
(お願い!お願いだから早く誰か来て!!)
睦は必死で祈った。
それは・・・・・長くて短い時間だった。
しかし、睦のそんな願いも虚しく機械はまた始動し始めた。
「い、いや・・・やだ・・・・・いやだぁぁぁぁ!!!」
嫌な音を立てながら下りてくる機械に対して、睦にはもう泣き叫ぶことしかできなかった・・・。


それからしばらくして、睦の居るところに先ほどの男と一人の少年が入ってきた。
少年はゆっくりと睦のいる方に近づいた。
先ほどまで睦を苦しめていた機械は、睦のお腹から五センチくらい離れたところで止まっていた。
少年はゆっくりと睦の顔を覗き込み、自我を失いかけていた睦の顔に唾を吐き捨て、邪悪な笑みを浮かべながら言った。
「ふん!いいざまだね睦君。キミのショーは隣の部屋から拝見させてもらったけど、とても面白かったよ。まさか自分の尻に指を入れるなんてね・・・・。だからそのご褒美として、君を生かしておくことにしたんだ。けどね、僕の復讐はこれでお終いじゃないよ?これからじっくり僕のオモチャとして可愛がってあげるよ。・・・そう、今ここで死んでおけばよかったと思えるくらいにね・・・・。僕をからかったこと、一生後悔するんだね!」
少年は男に合図を送ると、男は素早く睦の拘束を解きパンツが下がったままの状態の睦を軽々と持ち上げ、部屋から出て行った。
睦には抵抗するという思考能力、そして精神力などかけらも残っておらず、ただなすがままだった。
「くっくっくっく、低俗な庶民のくせして僕をからかうからこんな目に会うんだよ。あーはっはっはっ」
静かな部屋に少年の笑い声だけが響き渡った・・・。

ついに、ようやく、やっと・・・
おいらのサイト開設当初からずっと待ち続けていた、
るーちゃんことるーとさまからようやく、やっと(しつこい!)
いただきました!!(T_T)感涙

う〜ん、これなんですよね・・・おいら、小説で殺されそうに
なったやつ・・・後半はちょっと変わってるけど(汗)

でも、これを投稿してくれるのか・・・
るーちゃん、おいらにけんか売ってない?(爆)

ちなみに、副題は(復讐)だそうです。

るーちゃん、サンクスです(^^)
続き早くください(笑)



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