漏れる

「じゃ、始め」
先生が言った。僕等は二人一組になって寝技の練習を始めた。僕の相手は雄大君、クラスの中で一番体が小さい僕と、一番大きい雄大君との組み合わせだ。
雄大君が僕にのしかかるようにして僕を押さえ付ける。僕は小さい体を振り回してなんとかその手から逃れようとする。そんな僕等の側に先生が近づいて来た。
「ほら、稔、もっと逃げろ。雄大ももっと本気で押さえろ」
雄大君が僕にのし掛かる。
「ほら、稔」
先生が見下ろしている。僕は下半身を左右に振る。
(うっ)
お尻から何かが漏れる感じがした。
「ほら、もっとだ」
先生の顔が少し笑っているような気がした。
そうだ、先生は、僕がアレを漏らしてしまうことを楽しんでいるんだ。



あれからまだ1時間くらいしか経っていない。僕は2時間目の授業が終わった後、校舎の端のトイレに向かった。
そこで先生が待っていた。

「ほら」
僕は先生に背中を押されてトイレの個室に入った。先生が僕の学生服のボタンに手を掛ける。僕は素直に金色の釦を外し、上着を脱いで、トイレのドアの内側のフックに引っ掛けた。シャツも、その下のTシャツも脱いで上半身裸になる。ベルトを外し、ズボンを脱ぐ。先生の前で、ボクブリとソックスだけになった。
先生が服の内側のポケットから首輪を取り出し、それを僕に着ける。
「しゃぶれ」
僕の頭を押し下げる。跪いた僕の顔の前に、先生がペニスを突き付けた。僕は口を開いてそれに近づいた。
匂いがする。少し酸っぱいような匂い。先生はきっと、数日間洗ってないんだろう。今日、僕にしゃぶらせるために。それが分かった上で、僕は先生のペニスを口に含み、舌を絡める。亀頭の裏側を舐め、亀頭を舐め、竿を咥える。先生が僕の頭を掴んで喉の奥に突っ込んでくる。大きい亀頭が僕の喉に押し付けられる。
「ほら、もっと奥に咥えろよ」
先生が押し付けてくる。嘔吐きそうになって僕は顔を離す。
「はぁ・・・はぁ・・・」
顔を下げて荒く息を吐く。先生はそんな僕の頭を跨ぎ、足を抱え上げ、便器に座る。僕は座った先生に逆さに抱えられ、ボクブリを脱がされた。僕のアナルに先生の舌が入ってくる。
「ああ」
思わず声が出る。
「あんまり声を出すと、誰かに聞かれるぞ」
先生が小さな声で言った。
「でも」
舌がアナルの奥にねじ込まれる。
「んっ」
足がピンとなる。先生がそこに唾液を流し込む。
「ほら」
先生が僕の足を床に下ろす。顔を上げる。目の前に先生の顔がある。口が少し開いている。その口にむしゃぶりつく。ぼてっとした舌が僕の口の中に入ってくる。自分のペニスを掴んで扱く。
「んんっ」
口にも先生の唾液が流れ込んでくる。それを飲む。先生が立ち上がる。またペニスにしゃぶりつく。
「ほら、時間ないぞ」
(やっぱりか)
この後、お昼前に体育の授業がある。今日は柔道だ。そしてこの先生はその時間を受け持っている。
「でも、中出しされたら体育の時に」
「いいじゃないか。お前らしくて」
有無を言わさずに僕を立ち上がらせ、先生に背中を向けさせられた。
「あんまりいっぱい出さないでね」
「どうかな。一週間は溜めてあるからなぁ」
先生はきっと笑っている。きっと笑顔のまま、先生の唾液で濡れた僕のアナルに、僕の唾液で濡れた先生のペニスを押し込んでくる。
「うっ」
拡げられる時に少し痛みを感じる。でも、亀頭が入ると後は楽になる。先生が奥まで入ってくる。僕の中が先生で拡げられる。
「ああ・・・」
声が出る。
「気持ちいいか?」
「うん」
僕は答える。さらに付け足した。
「掘って」
先生は僕の首輪の後ろ側を掴んだ。僕のお尻に腰を打ち付け始めた。

「ん・・・ん・・・」
左手の甲を口に押し付けて、なるべく声が漏れないようにしながら、それでも僕は呻いていた。
「ほら、気持ちいいんだろ」
先生が僕に腰を打ち付ける。パンパンと音がし始めると、音がしないように勢いを落とす。少しするとまた強くパンパンと打ち付ける。
「気持ちいい」
ぐいと首輪を引っ張られる。
「気持ちいいです」
僕は言い直す。
「種付けされたいんだろ?」
僕は頭を上下に振る。また首輪を引っ張られる。
「種付けして・・・ください」
先生が打ち付ける。先生は僕の体を良く知っている。僕が一番気持ち良くなるところに狙いを定めて突いてくる。
「あっ」
足が一瞬がくっとなる。それくらい気持ちがいい。
「種・・・ください」
涎を垂らしながら言う。
「いっぱい・・・先生の・・・中に出して」
そう言っていた。そう言いながら、僕は右手で勃起したペニスを扱いていた。ずっと掘られながら扱いていた。
「稔、お前は俺のなんだ?」
「奴隷です」
僕は即答した。
「ただの奴隷じゃないだろ」
首輪を引かれる。
「僕は、先生の性処理奴隷です」
先生が僕のお尻に腰を押し付けた。僕の中で先生のペニスがびくっびくっと動いているのを感じた。
(中で出されてる)
その瞬間、僕の体中に電気が流れた。僕は射精した。
僕の精液がトイレの壁まで飛んだ。

「ほら」
先生が僕から抜いたばかりのペニスを僕の顔の前に差し出した。僕はそれを口に含む。僕の中で僕を気持ち良くしてくれたそのペニスに感謝しながらそれを舐める。先生がそれを扱く。目の前で動くその手を見つめながら僕はしゃぶり続ける。
「出るぞ」
同時に僕の口の中にあの味が広がった。こうして僕は休み時間の間に、お尻の中と口の中に種付けけされた。

トイレの個室で学生服を着る。隣で先生も身なりを整えている。
「じゃあ、中に出してやった俺の精液、漏らすなよ」
そう言って、僕を個室に残してさっさと出て行った。僕はその背中に頭を下げる。
「先生、種付けありがとうございました」
僕も教室に戻った。



「せ、先生」
最初の二人一組での寝技の稽古が終わった後、僕は手を上げた。
「なんだ?」
先生が僕を見る。真面目な顔をしているけど、目は笑っている。
「その・・・トイレ、行きたいです」
おずおずと言った。
「なんで休み時間の間に行かなかったんだ?」
「着替えてたから」
けっこう着替えに時間がかかったから、トイレに行っている時間はなかった。
「じゃあ、その前の休み時間はなにをしてたんだ?」
先生が僕に聞いた。それは先生も良く知っている筈だ。僕は先生に種付けされていた。その種が今も僕の中に入ったままだ。たぶん、その種がお尻から漏れている。
「すみません」
僕はそれだけ言った。この際、『先生の性処理奴隷にされてました』なんて言ってみたい、と思う。でもそんなことを言うと先生との関係が終わってしまう。それは嫌だ。言ってみたいというのも、別にその事実をバラしたいとかいう訳じゃなくて、それを自慢・・・いや、僕はそんな奴なんだってみんなに知られたいからだ。
「しょうがないな、寝技の稽古で漏らしたんだな。行ってこい」
先生が言った。みんなが笑う。僕はその笑い声の中、体育館のトイレに向かった。

トイレでボクブリを下ろしてみると、何も漏れてなかった。
(漏れそうな気がしただけか)
一応、トイレットペーパーでボクブリのお尻の部分と、僕のお尻を拭く。そして授業に戻った。

「戻りました」
体育館では、また二人一組での稽古が行われていた。雄大君を探すと、別の奴と組んで稽古している。
「こっちに来い」
先生が僕を手招きする。
「俺と組んで稽古だ」
「はい」
なんとなく先生の意図が分かった。僕は先生に押し倒され、組み伏せられる。先生の手が僕の股間を握る。
「硬くなってるな」
先生に握られた途端、僕のペニスが勃起する。
「うつ伏せになれ」
耳元でささやかれる。その通りにすると、先生の手がボクブリの後ろ側に入ってきた。
「先生、ヤバいって」
他の奴等がすぐ近くにいる。そんなみんなの端っこで、僕は先生に組み伏せられて、ボクブリの中に手を入れられている。先生の指が僕のアナルに入ってくる。
「お前次第だ」
つまり、声を出すなってことだ。指が僕の中で動く。まるで、先生が僕の中に出してくれた精液を掻き出すように動いている。
「あっ」
僕の息が荒くなる。床に押し付けているペニスがますます硬くなる。
「ほら、出てきた」
しばらく僕の中の精液をアナルから掻き出した後、その指を僕の顔の前に持ってきた。そこからあの臭いがした。それと僕のお尻の・・・うんこのような臭いが。
「舐めろ」
言われた通りにその指を口に含む。みんながすぐ近くにいるのに、僕はお尻に指を突っ込まれ、お尻の中の精液を掻き出され、その指を舐めさせられている。しかも、僕のペニスはがっちがちだ。
「よぉし、やめ」
先生が手を叩いた。みんな動きを止めて、先生を見る。先生の横にいる僕を見る。股間が突っ張っている僕を見る。
「よし、じゃ、立て」
先生が僕に言った。
「は、はい」
僕は立ち上がる。股間が突っ張ったまま立つ。なんとなく、みんなざわざわし始める。
「ほら、静かにしろ」
先生が言う。みんなの声が静まろうとしたちょうどその時、誰かの声が聞こえた。
「稔のちんこ、勃ってね?」
みんなが僕の股間に注目するのを感じた。
「お前、勃ってるのか?」
先生がわざわざ僕の股間の前に顔を出す。
「さ、さっき・・・床に擦れて・・・」
勃ってないって言うことも出来た。でも、それはきっと先生の期待とは違う答えだろう。先生は僕をみんなの前で晒したいんだ。そして、僕は晒されたい。
「ったく。ちゃんと稽古に集中しろ」
そう言って、先生は僕の頭を軽く叩いた。みんな笑う。僕は真っ赤になる。
「ほら、戻れ」
みんなは先生の前になんとなくいくつか列を作って座っている。僕はその列に加わろうと、先生の横から離れる。僕が横を通る時、みんなの視線が僕の股間に集中するのを感じる。勃起しているのを確認するように見てくる。見られている。ますます硬くなってしまう。すっと誰かの手が股間に伸び、僕を握った。
「まじ、勃ってる」
僕はその手を払いのけて急いでみんなの一番後ろに座った。
ちょうどその時、授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。

「晒せよ」
体育館から出る時、先生が僕の耳元で言った。僕はチラリと先生を見た。
教室に戻る。みんな着替え始めている。僕も柔道着を脱ぐ。下を脱ぐとき、わざとボクブリにも指を引っ掛け、そのまま一気に引き下げた。
「稔、ケツ丸出しだ」
誰かが叫ぶ。みんなが僕を見る。僕のお尻を見る。見られている。
「まだ勃ってる」
別の奴が言った。本当はまだ勃ってる、ではなくて、また勃った、なんだけど・・・
一応、僕は慌てた振りをしてボクブリを引き上げた。急いで学生服のズボンも履く。幸い、誰もボクブリのお尻の部分のシミには気が付かなかったようだ。
ちょっとだけ、安心した。

その時、視線を感じた。
雄大君が、真面目な顔をして僕を見ていた。
僕のお尻を見ていた。
まるで先生の精液が漏れ出ているお尻の穴を、直接見られているような気がした。
ドキドキした。さらにペニスが硬くなった。

<Creampie RETURNS 「漏れる」 完>


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