よりまし


夢を見た。
僕はどこかの隅っこで、手足を縮めて小さくなっていた。手を伸ばそうとすると、その手が何かに当たる。身動き出来ない感じだ。
「狭いって」
夢の中で僕は言った。

目が覚めた。
今日は12月31日、つまり大晦日だ。
そして、違和感に気が付いた。

「狭っ」
ベッドの端で僕は寝ていた。さっきの夢を思い出す。手を伸ばそうとする。夢では何かに当たって伸ばせなかった。今も同じように何かに当たる。
「ん?」
小さな低い声がした。何かが僕の伸ばした手首を掴んだ。
「ひっ」
思わず声が出た。隣に誰かいる。だから、狭いんだ。
僕は慌てて体を起こした。

僕の部屋じゃなかった。
少し暗いその部屋、狭い部屋。そこに僕が寝ているベッドがある。そこには誰かが横になっていた。男の人だ。僕の手首をずっと握ったまま、僕の顔を見ている。
「やあ、おはよう」
男の人が言った。
「だ、誰?」
「知りたいか?」
僕はベッドから飛び降りて、部屋の隅に逃げた。そこにドアがある。ドアノブを握って回す。
でも、ドアは開かなかった。

「どうした?」
男の人が、ゆっくりと体を起こす。
「誰なんですかっ」
叫ぶように言った。
「だから、知りたいのか、俺が誰なのか」
僕はドアの前に立ったまま、身動き出来なかった。
「俺は、谷山だ」
男の人が言った。
「た、谷山・・・さん?」
心当たりがない。初めて聞く名前だ。
「ちなみに前に会ったことはない」
谷山さんが言った。
「こ、ここはどこなんですか?」
「俺の部屋」
短く答えた。
「な、なんで僕はここにいるんですか?」
「覚えてないのか」
全く心当たりがない。谷山さんが僕を見ている。思い出そうとする。なぜか昨日のことが思い出せない。
「覚えてない」
小さな声で言った。
「だろうな」
谷山さんが体を覆っていた毛布から抜け出してベッドの端に座った。裸だった。そして、股間でペニスが勃起していた。
「ほら」
谷山さんがそのペニスを指差した。
「しゃぶれ」
そう言った。

「はあ?」
何を言っているのか分からなかった。
でも、僕の体が谷山さんに一歩近づいた。
(な、なんで)
僕は近づこうとはしていない。それなのに、体が勝手に動いた。もう一歩、前に進む。谷山さんはそんな僕を少し笑って見ている。
ベッドのすぐ近くで、僕の体がしゃがんだ。僕の頭が谷山さんのペニスに近づいた。
「そうそう」
谷山さんの声がした。僕は体の動きを止めようとした。でも、止まらない。口が勝手に開く。手が谷山さんのペニスを持つ。そこに顔が近づく。
匂いがした。汗臭いような匂い。少し酸っぱい匂いも混じっている。
(嫌だ)
嫌悪感。それでも顔はゆっくりとそのペニスに近づいていく。
そして、そのペニスを口に入れた。
(うげっ)
心の中で餌付く。それなのに、体は舌を谷山さんのペニスに絡ませる。さらに、頭が上下に動く。
「どうだ?」
体が止まる。顔を上げる。谷山さんの顔を見る。
「美味しいです」
僕は言ってない。そんなこと言ってないし、美味しいとも思わない。気持ち悪いだけだ。
でも、谷山さんの顔を見ながら僕の声が言ったのが聞こえた。確かに、僕の口はそう動いていた。
「そうか。じゃ、お前も脱げ」
僕の体が立ち上がる。着ていた服を脱ぎ始める。
(やめろっ)
心の中で叫んでも、体は動きを止めない。やがて、谷山さんの目の前で僕は全裸になった。
「見てみろ」
谷山さんが僕の股間を指差した。顔がそこを見る。僕は勃起していた。
「俺のをしゃぶってお前も嬉しいんだな」
(そんなことあるかっ)
だけど、口から出た言葉は違っていた。
「はい、嬉しいです」
そして、体が跪く。
「しゃぶりたいか?」
「はい、しゃぶらせてください」
僕の体が僕の心を無視して答えた。また顔が谷山さんのペニスに近づき、口が開く。ペニスを口に含む。唇でそのペニスを包み込む。頭が動く。口からじゅぼじゅぼと音がする。

谷山さんが立ち上がる。僕はその動きに合わせて膝立ちになる。いや、僕じゃない。僕の体が勝手に動く。谷山さんが僕の頭の後ろに手を回し、ペニスに押し付ける。
(うげっ)
ペニスが喉の奥に当たる。吐きそうになる。でも、僕の体は谷山さんの腰に手を回し、その手に力を込める。
(うごぉ)
喉の奥にペニスが押し付けられる。いや、僕自身が谷山さんの腰に回した腕で、その体に顔を押し付けているんだ。苦しい。そんな状態でも僕の体は谷山さんの腰をしっかりと抱き締めて、ペニスの根元まで咥え込む。
「いいぞ」
谷山さんが腰を振る。その度に僕は嘔吐き、吐きそうになる。だけど体は違う。僕の体は、僕の手は、勃起した僕のペニスを握っていた。
(なん・・・で・・・)
谷山さんに喉の奥に突っ込まれながら・・・いや、僕の体が谷山さんのペニスを喉の奥まで咥え込んでいるんだ、僕の心は吐きそうなのに・・・僕の体はペニスを勃起させて、それを扱いていた。

「イくぞっ」
谷山さんの声が聞こえた。
(ちょっ、ま、待てって)
僕の体が谷山さんのペニスを奥まで咥え込む。その状態で谷山さんのペニスが脈打った。
(うぐっ)
生ぬるいそれが僕の喉に流れこんでくる。口いっぱいにあの匂いが拡がる。
(うげ)
心では谷山さんを突き飛ばし、それを吐き出したいと思う。でも、体はそれを飲み込み、更に谷山さんのペニスを搾るように口を動かし、それを啜る。
(やめろっ)
精液の味。しかも、知らない人、名前しか知らない人の精液。それを僕の体は飲み込む。飲み込んで、顔を上げる。谷山さんを見る。どうやら、僕の顔が笑っている。僕の顔が今度は谷山さんの顔に近づく。その時、初めて谷山さんの顔をちゃんと見たということに気が付く。たぶん、僕のお父さんよりも年上、50代くらいのただのおっさんだ。そんな谷山さんの顔に僕の顔が近づく。そのまま頭が少し横に倒れて、谷山さんの唇に唇を押し付けた。
(嫌だ、やめろ!)
だけど、それで終わりじゃなかった。僕の口が開く。そこに谷山さんの舌が入ってきた。ぼてっとしたその感触。口臭。唾液も流れ込んでくる。激しい嫌悪感。しかし、僕の体はその舌を吸い、唾液を飲む。僕の体も舌を谷山さんの口の中に入れる。それを吸われる。もごもごと口を動かし、それを貪る。
(やめろぉ)
どれだけ心の中で叫んでも、体は言うことを聞いてくれなかった。

谷山さんがベッドの上に仰向けになった。僕の体がその横にしゃがみ込んで、谷山さんのペニスを舐めている。僕の勃起したペニスは谷山さんに握られている。体が気持ちいいと感じている。僕の体は顔を谷山さんのペニスの付け根に押し付け、そこを舐める。毛を舐める。谷山さんが足を持ち上げると、玉の付け根も舐める。
「美味いか?」
すると、僕の口が答える。
「はい、美味しいです」
谷山さんが両足を抱える。
「ほら、舐めたいんだろ?」
僕の両手がその足を持ち上げる。
「はい、ありがとうございます」
口がそう言い、持ち上げた谷山さんの足の付け根の方に近寄った。
(ま、まさか)
その奥にあるアナル。いや、おっさんの毛むくじゃらの肛門だ。そこに顔が近づく。
(やめろっ)
僕の体はまずそこに鼻を近づけた。息を吸い込む。谷山さんの肛門の匂いがする。
(うげっ 気持ち悪っ)
でも、体はそれを繰り返す。そして、顔を上げる。
「いい匂いです」
口がそう言う。
(どこがだ。気持ち悪いって)
また体がそこに顔を近づける。口が開き、舌を出す。
(まさかっ)
舌が谷山さんの肛門に触れた。
(うげぇ)
心の中で吐きそうになった。だけど、体は違う。そこを舐める。舌を伸ばして肛門の周りを舐め、肛門の襞を舐め、その中心に舌を伸ばした。
しつこいくらいに何度も何度もそこを舐める。
(やめろ・・・もう、やめろ)
何度心の中でそう願っても、体はやめてくれなかった。

10分くらい、そうやって谷山さんの肛門を舐めていた。
いや、実際はもっと短かったのかも知れない。でも僕の心にとってはそれくらい、いや、それ以上その苦痛の時間が続いていた。
「ほら」
僕の体が顔を上げる。谷山さんが両手を僕に差し出していた。僕の体が起きて、その手の中に飛び込んだ。またキス。舌が入ってくる。口を貪る。
僕のペニスが勃起している。それが、谷山さんの緩んだお腹に押し当てられている。
(なんで、こんなおっさんに)
僕の体は谷山さんにしがみつくように抱き付き、僕の体の方から谷山さんの口に唇を押し当てている。谷山さんが僕の背中を撫でる。その手の動きに沿って心では寒気を感じる。それなのに僕の体は小さな喘ぎ声を出している。
その手が降りていって、僕のお尻を撫で回す。僕の声が大きくなる。感じているらしい僕のその声。僕自身の声なのに、それをキモいと思う。
谷山さんの手が、僕のお尻の割れ目を撫でる。僕のアナルを撫でる。
「あぁ」
声がした。僕のキモい声。そのまま、谷山さんの指が僕のアナルに押し当てられる。
「ここに欲しいのか?」
谷山さんの声がした。
「はい」
(やめろっ)
僕の心は全力で拒否する。
「谷山さんに処女を奪われたいです」
僕が言っている。
(なに言ってんだ、この馬鹿)
あまりの衝撃に自分でツッコミを入れてしまう。
(っていうか、処女って・・・)
そして、ようやく僕の心は僕の体が何を求めたのかを理解した。
(待て待て待て)
この時、僕の体と僕の心のそういうことについての知識の違いというか、大きな違和感を感じた。

僕は別に男が嫌いって訳じゃない。でも、それは相手が友達とかなら、という意味だ。これまであんまり誰かとそういうこと・・・今、僕の体が谷山さんとしていること、しようとしていること・・・をしたいと思ったことはなかった。そりゃ、中学生だしそういう知識もそれなりにはある。だけど、今、僕の体が言ったみたいに、処女を奪われたいなんてことは思ったことはないし、なんなら『処女ってなんなんだよ、僕は男なのに』って思ったくらいだ。それなのに、僕の体はそのことの意味を理解していて、それを谷山さんに求めている。
(僕の体、どうなっちゃったんだよ)
僕が考えたことがないようなことを、僕の体は考えている。いや、体なんだから考えてはないんだろう。でも、それを知っていて、それをされたいと言っている。こんなおっさん相手に。
「仰向けになれ」
谷山さんが言った。僕の体はベッドに仰向けになり、足を持ち上げた。
「やる気まんまんだな」
少し谷山さんが笑った。僕の体はいったい何を考えてるのか。いや、考えてないんだろうけど。
谷山さんが僕のアナルに何かを塗り付けた。冷たい何か。アナルに何かが入ってきた。
「あっ」
(あっ)
僕の体と僕の心が同時に声を出した。アナルに感じる違和感。それが入ってくる。
「指の動きに合わせてビクビクしてやがる」
谷山さんがそう言いながら、僕のペニスを握る。それをゆっくり扱きながら、その動きに合わせてアナルに谷山さんの指が出入りする。
「あぁ・・・気持ちいい」
でも、僕の心は違和感しか感じない。アナルに入っている指が増える。開かれている感じがする。
「ああ」
体がキモい声を出す。谷山さんがにやっと笑う。
「ここも使えそうだな」
そして、アナルから指が抜かれた。

谷山さんが膝立ちで僕ににじり寄った。
「欲しいか?」
心の中で僕はブンブン音がするくらいに首を左右に振る。それなのに僕の体はそれを心待ちにしている。その証拠にペニスから先走りが滴っている。
「欲しいです」
口が開き、言葉が出てくる。
「突っ込まれたいんだな」
「はい」
僕の気持ちを無視して会話が進む。
「谷山さんのチンポ、僕に突っ込んで下さい」
僕の体が言っていた。

(チンポ突っ込むなんて・・・)
僕がそんなことを言うなんて信じられない。まだキスすらしたことなかった僕が、こんなおっさんとキスして、しかもディープキスして舌まで入れ合って、おっさんのペニス舐めて、おっさんの精液飲んで、おっさんの肛門舐めて、そして突っ込んで下さいなんて・・・

谷山さんがにやっと笑った。
「よし、入れるぞ」
僕のアナルに谷山さんのペニスが押し付けられた。
「お願いします」
僕の声が言う。僕のペニスがびくびくと震える。谷山さんのペニスが僕のアナルを押し開く。
(うっ)
押し込まれる感じ。そして、痛み。
「ああっ」
(いぐぁっ)
僕の体はあのキモい声を、僕の心は悲鳴を上げた。
「まだ先がほんの少し入っただけだぞ」
さらに入ってくる。
(い、痛い)
心の中で歯を食いしばる。
「ああぁ」
体は喘いでいる。
「ほら、もっと入れるぞ」
僕の体がうなずく。心の中では首を左右に振る。そして、僕の奧に入ってくる。裂けるような痛み、違和感、おっさんの顔の気持ち悪さ。
でも体は喘ぐ。ペニスは打ち震える。
「おら」
ずぶっと奧に突き刺さる。
「んぐっ」
僕の体はそんな声を上げた。だけど必死で痛みをこらえている僕の心は、そんな声にも気が付かなかった。
「痛いか?」
僕の体が首を左右に振る。
「気持ちいいか?」
今度は縦に首を振った。
「じゃあ、もっと気持ち良くしてやるよ」
そして、僕に腰を打ち付け始めた。

(んぐっ、んぐっ)
谷山さんが僕に打ち付ける度に苦痛の声が出る。いや、出るのは僕の心の中でだけだ。僕の体はそんな谷山さんの体に腕を回してぎゅっと抱き付き、アナルに出入りする谷山さんのペニスを感じている。いつのまにか、それが少しずつ僕の心にも入ってきている。
「ああっああっ」
口から声が漏れる。お尻の奧が熱い。体が・・・
「気持ちいい」
声が出た。いや、僕は声を出した。僕の心と僕の体が一つになった。
「気持ちいい」
体が谷山さんに顔を押し付け、激しいキスをしている。それに嫌悪感を感じながら、でも、いつのまにか僕の心もそれを望んでいた。
「ああっ、イくぅ」
声がした。体の奥がぎゅっとなって、何かが押し寄せた。
(ああ)
心の中で何かがはじけた。僕は射精していた。
「トコロテンしたか」
谷山さんはそれを見て、さらに腰を強く早く僕に打ち付ける。
「んんっ」
(んんっ)
やがて、谷山さんは僕の中に射精した。

僕はベッドで横になっていた。隣には谷山さんがいる。その太った体に抱き付くようにして眠っていた。
あれから、谷山さんが僕の中で射精してから、僕の体は僕のところに帰ってきた。ちゃんと思った通りに動く。だから、今、僕は自分の意志で谷山さんに抱き付いていた。



隣で谷山さんが目を覚ました。
「あけましておめでとうございます」
僕は谷山さんに言った。谷山さんが僕の顔を見た。
「何時だ?」
枕元にあった谷山さんのスマホを見た。朝の6時前だった。
「初詣、行くか?」
谷山さんが言った。僕はうなずく。僕等二人は一緒に部屋を出た。

そこは、僕が通っている中学校に近い場所だった。
谷山さんに連れられて、近くの神社に行く。まだ周囲は薄暗く、初日の出の時間には少し早い。人もまばらだった。二人並んでお参りをする。そのまま、何も言わずに帰ろうとした。
「脱げ」
その時、谷山さんが僕の耳元でぼそっと言った。その瞬間、僕の心が何か小さく震えたような気がした。
(こ、こんなところでなにを)
そう思った。だけど、僕の体はまた勝手に動き出した。
着ていたダウンジャケットを脱ぎ、上半身裸になる。ズボンも脱ぎ、ボクブリも足首までずり下ろした。
「オナニーしろ」
また谷山さんが言う。僕の手が勃起したペニスを握り、それを扱き始めた。

人はまばらだったけど、いない訳じゃない。何人かが僕を見た。小さく悲鳴を上げた人もいる。近くに寄ってきて見ている人もいる。
(み、見るな)
心の中で叫んでも声は出ない。それどころか、僕は体をしっかりと起こし、周りの人達を見回しながらオナニーしている。
やがて、神社の人と一緒に警備員のような人が走ってきた。
「ここをどこだと思ってる、やめなさい」
警備員が僕に向かって怒鳴った。でも、僕の手は止まらない。
「やめなさいと言ってるんだ」
腕を掴まれる。それでも手の動きは止まらない。他の警備員もやってきて羽交い締めにされる。僕の体はその手を振り払い、扱き続ける。
「やめなさい」
3人で僕を取り押さえようとした。数人が僕等を見ている。
「あ、イくっ」
僕の体が大きな声で叫んだ。僕の精液が宙を飛び、神社の人の装束にかかった。
「穢らわしい」
射精して、ようやく僕は取り押さえられた。その時には僕の体は僕の心の元に帰ってきていた。



1週間が過ぎ、学校が始まった。
「お前、元日に神社で捕まってたろ」
教室で、友達が僕に小さな声で言った。
「なにやってたの?」
にやにや笑いながら言う。あの神社でのオナニー、あれを見られていたようだ。
「知らない」
僕は素っ気なく言う。
「ふぅん・・・お前、変態だったんだな」
「知らないって」
そいつから離れようとした。
「ここでやれよ、変態」
友達が言った。僕の心が小さく震えた。

体が立ち止まった。
(やめろ)
心の中で叫んだ。手がベルトを緩め、ズボンのボタンを外す。そのまま、ズボンとボクブリを一緒に膝までずり下ろした。
「マジか。ホントに変態なんだ」
友達が呆れた声を出す。その友達の声で、教室にいる他の奴等も僕を見た。
(やめろ、見るな)
僕の手はペニスを握り、それを扱き始めた。
(やめろぉ!!)
僕の心がどれだけ叫んでも、イくまで僕の手は止まらなかった。

<よりまし 完>



改めまして、2026年あけましておめでとうございます。
本年もなぞのむぅ大陸をよろしくお願いします。


さてさて。
今年の怪しい御年賀話、去年までは秘密の入口だとか言って、なんとなく隠しページみたいな感じにしてましたが・・・今年は分かりやすかったかな、と思います。
探す楽しみがなくなったなんておっしゃる方はまぁいないだろう、とは思いますが、大掃除という名の普通の掃除でちょっと腰を痛めちゃって(ちょっとだけですが)・・・まぁ面倒くさくなったというのもありますが・・・見付けやすくなって、お正月早々イライラしなくてすむかな、ということで。

今年の御年賀のお話は「よりまし」です。
「何かと比べて多少はマシ」という意味・・・ではありません(^^;
「よりまし」を漢字で書くと、「憑坐」となります。
これは、神霊や物の怪が一時的に宿る器、いわゆる憑代(よりしろ)のことです。つまり、このお話は知らないうちに憑坐にされていた少年のお話です。始めの方で、「昨日のことが思い出せない」って言ってますが、きっとその「昨日」に何かがあったんでしょうね(^^)

谷山という男に何かをされ、憑坐にされた少年。本人は全くそれを覚えておらず、訳が分からないまま谷山の命令に従って体(とその体に宿っている神霊もしくは物の怪)が動いてしまう。そして、それは谷山だけに留まらず、学校の友達に言われたことまで・・・・
この少年、2026年はいろんな経験をすることになるんでしょうね。
いい経験だったらいいんですけど・・・・・
まぁ、どんなことがいい経験なのかは少年次第なんでしょうけどね。

ってことで、2026年も皆様にとって、いい経験ができる年になるように祈ってます。
もちろん、なぞのむぅ大陸的「いい経験」ですけどね(^^)/


※このページはたぶん2026年2月初めくらいに削除します。


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