豪3
むつみのコメント


「豪を征す」、「豪2」に続く、「豪シリーズ」の完結編です。このシリーズはもうこれで終わり、続きはありません(汗)

このシリーズ、けっこう気持ち入りましたね。
2001年9月時点では(汗)ラブラブ系では「ほんきも」をおいらの代表作って言われたいけど、羞恥系作品では、まちがいなくこの「豪シリーズ」が代表作って言われたいですね。羞恥系じゃないかな(汗)

この作品、あんまりHな描写ってありません。そもそもおいらに描写力がないってのはおいといて(汗)、それを考慮に入れてもかなりH描写は少ないです。むしろ、豪と幸太の「気持ち」の世界、二人の気持ちがどう変わっていったかってのがメインですね。

少なくとも、1作目は羞恥系のつもりで書いてたんですが・・・2作目になって、歪んだ愛がメインのテーマになりました。そして、そのまま3作目に突入。こんな結末は・・・予想してませんでしたね、1作目の時点では(^^;

2作目書いたときから、「幸太の事故死」ってイメージが頭にあって、それがきっかけで豪が壊れていくって感じにって思ってたんですが・・・いかがだったでしょうか?

ちょっと野暮な解説ですが・・・豪3の最後、豪は笑ってます。これは、第1作目の終わりと呼応させた形で終わらせてます。同じような行動の結果、1作目では涙を流し、完結編では笑っている・・・この間に豪に何があったのか。そのあたりを楽しんでいただけたらって思ってます。

じつは、豪シリーズの終わらせ方、けっこう悩んだんですよ。3パターンほど考えてて・・・内容は同じなんですが、どこで終わらせるか。
 第1案:決勝開始で終わらせる、「余韻」版
 第2案:決勝終わって、第1作と対比させた形で終わる「呼応」版
 第3案:本当の結末まで書く「完全」版
まぁ、完全版は、そこまで書く必要ないと思ったし、たぶん書かなくても想像つくと思ったので最初にボツ(汗)
余韻版と呼応版のどっちにしようかと思ったんだけど・・・最終的に豪が壊れちゃったのがはっきりわかる「呼応」版にしました。

まぁ、完全版も、呼応版にあと数行追加されてただけなんで・・・・その後の豪に興味のある方は・・・・こちらへどうぞ(汗) 
注)豪3本編を読んだ上で見てください。

ってことで・・・

この物語、豪に感情移入する人と幸太にそうする人、どっちが多いんだろうなぁ・・・
ちょっと興味あったりして。
おいら? おいらは・・・秘密です(笑)


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