house

むつみのコメント


第3話です。

救貧院に戻ったイーサンを待ち受けていたのは・・・・・



ま、そうなりますよね、当然のように。

使う相手がいなくなったら、別のお子を使う。使える道具がなくなったら、別のお子を道具にする。
そういうことです。

それに思い至らなかったイーサンが、全ての元凶、ということでしょうか???(^^;


クリスマスまであと1週間くらい。
果たしてイーサンは幸せになれるのでしょうか?
いや、それより間に合うのか???>おいら(汗)

クリスマスに向けて頑張る所存でございます。




ところで、第1話のコメントで、「救貧法という法律があって・・・」みたいなことを、そのうちコメントで書こうと思ってる、みたいなことを書きました。
まあ、おいらがちょこっと調べた範囲での話なので、間違った部分や思い違いも多々あるとは思いますが・・・・・

「救貧法」とは、イギリスで1601年に制定された、そもそもはキリスト教の思想に基づく慈善的な意味を持つ、貧民救済のための法律だそうです。

それが、時の情勢や支配層のいろいろな思惑とかがあり、位置づけが変わっていって・・・最低賃金制度のはしりのようなものになったり(これによって、貧困層の労働意欲が失われ、治安の悪化を招いた)とか、その結果、貧民救済という姿を借りた、治安維持のための法のようなものになったりとか・・・

で、1834年。この救貧法が改正されて、「新救貧法」となりました。
この「新救貧法」がどんなものだったかというと・・・・・

簡単に言えば、
 ・貧民のために掛けるお金は最低限に
 ・働けるものには労働を強要
 ・労働を拒否したら厳罰
という、救済という面から見ると、ほとんど意味を成さない法律となったようです。改正ではなく改悪ですね。

この「house」のindexページに上げてるイラスト、このイラストは、実は「新救貧法」を批判するイラストです。ってことで、あれこれ説明するよりも、イラストを見てもらうのが早いかな、と。
吊るされてるわ、壁に拘束されてるわ、鞭打ちされてるわ、と、結構エグいです。なぞのむぅ大陸なみ、いや、それ以上かもしれませんね。
さらに、収容されている者は、大人、子供、男女問わず、坊主頭のようです(係員や窓から覗いている市民?は違いますね)。つまり、彼等は一般市民とは明らかに区別され、差別され、まるで犯罪者のように扱われていたのかなぁ・・・とか。

ってことで、この時代、きっといろんな名目であ〜んなことや、こ〜んなことが行われてたんだろうな・・・と。
いろいろと妄想が捗りますねぇ(^^)


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