とんぼ

ウチの学校のバスケ部は、全国でもトップレベルでけっこう有名だった。週に3回、学外からコーチに来てもらって指導を受けたり、全国から素質のありそうな奴を推薦ってことで集めたりしたおかげで、いつも全国大会で優勝か準優勝していた。

でも、今年の大会では3回戦敗退、ベスト8にも入れなかった。キャプテンである俺はちょっと落ち込んだりもしたけど、でもみんなはそんな俺を励ましてくれた。応援に来ていた女子が俺達が負けた時に泣いちゃったり、俺が落ち込んでいるのを知っていろいろ手紙とかメールとかくれたりもした。一応、これでもけっこうもてるってことで。

俺達3年生が試合に出るのはこの全国大会が最後だった。これを最後に引退ってことになるんだけど、引退の前に年末恒例の”儀式”を行うことになっていた。別に大した儀式じゃない。俺達3年生と下級生の1、2年生が試合をするってことだけなんだけど。でも、試合に勝った方が負けた方を1日自由に使えるって罰ゲーム付きの。だから、もしも俺達3年生が負けたら、1、2年の奴らのいいなりになるってこと。正直、バスケでの勝負なら、3年生と1,2年生のチームでやったらけっこういい試合になると思うけど、試合はバスケ以外でやることになっていた。なにで勝負するかはキャプテンである俺が決めることになっている。
でも、毎年こういう儀式をやってきて、いままで3年生が負けたことはない。だから、今年も心配ないんだ。今年の試合はサッカーで勝負する事にしていた。サッカーなら、1、2年に体で負けないし、1,2年生に部活の練習させておいて、俺達はサッカーの練習もしていたし。負けるわけがないよ。

そして、引退記念サッカー試合の日がやってきた。
天気はいいんだけど、なんだか風がきつくて寒い一日だった。寒かったから体の動きが悪かった・・・なんて言い訳にもならないけど・・・俺達は負けてしまった。それも最悪の負け方・・・俺のオウンゴール。ゴールキーパーをしていた飯田がよそ見をしていた間に、俺がゴールに戻したボールはころころと転がっていき、気が付いた時には弱々しくゴールネットを揺らしていた。そのたった1点が、勝敗を決めた。



試合後、俺達は1,2年生の言うことを聞くことになった。新しいキャプテンである2年生の内山は、グラウンドに俺達を並ばせた。俺達の前に1,2年生が座っている。まるでさらし者みたいだなぁ・・・と思ったけど、伝統の罰ゲームだから仕方がない。俺達は負けたんだから。

「僕は今までお世話になった先輩方に罰ゲームなんてしてもらうつもりはありません」内山がそう言った。1,2年生から拍手が起きる。正直、俺達はほっと胸をなで下ろした。
「でも、オウンゴール入れちゃったキャプテンとゴールキーパーだった飯田先輩には罰を受けていただかないと」
それを聞いて、俺と飯田以外の3年生がはやし立てた。自分たちがなにもしなくてもいいとなったとたんに、俺と飯田を生け贄に差し出すつもりらしい。
「わかったよ。それが決まりだ。キャプテンが決まりを破るわけにはいかない。なんでも言うことを聞くよ」俺は強がって言った。また1,2年生から拍手が起きた。こんな俺ってかっこいいかも、なんて思った。
「キャプテンがそういうなら俺もそうするよ」飯田も言った。罰ゲームを受け入れることが決まった。
1,2年生と一緒に他の3年が見ていた。同じように拍手をして、そしてヤジをとばす。無責任なやつらだ・・・ちょっとげっそりした。
「じゃ、ちょっと準備しますから、他の人はここで待っていて下さい」そう言って、内山が俺と飯田を校庭の隅にある部室に連れていった。

悪い予感がした。



前々から、背がちっちゃい割に動きが俊敏で、ポイント・ガードとしての才能をコーチに買われていた内山が気に入らなかった。簡単に言えば、内山はそのころの3年生にはけっこう気に入られてたみたいなんだけど、すぐ上の2年生、当時の俺達にはあまり好かれていなかった。特に俺と飯田は・・・なにかチャンスがあったらヤキをいれてやろうと思っていた。ただ、3年生の目があるうちは、目立つことはできなかったけど。
そんな3年生が引退したあとのある日、俺が新しいキャプテンになってすぐのころだった。俺達は練習試合でめずらしく惨敗した。べつに誰が悪いというわけじゃない。あえて言えば・・・みんな、動きが悪かった。そして、俺はそれを途中から出た内山のせいにした。
試合の翌日は夕方まで練習して、そのあと昨日の練習試合の反省会をしようということにした。もちろん俺がそう決めたんだけど。そして、みんなを体育館に待たせて、俺と飯田は内山を部室に連れ込んだ。

「お前、わかってんだろうな」内山の小柄な体を壁に押しつけて、俺は言った。
「な、なにがですか、先輩」こいつは俺がキャプテンになってからも、ずっと俺を「先輩」と呼び続けていた。別に意味はなかったとは思うけど、俺はそれも気に入らなかった。
「俺はキャプテンだ。ちゃんとキャプテンと呼べよな」内山の胸ぐらをつかんで、体をいったん引き寄せ、そしてまた壁に押し当てた。
「は、はい、キャプテン」内山はしぶしぶそう俺を呼んだ。
「昨日の試合、お前がへましたからあんな負け方したんだろ、え?」そうじゃなかった。けど、理由なんてどうでもよかった。俺はこいつが気にくわなかった。
「キャプテンとして恥ずかしい思いをさせられたんだ。どうしてくれるんだ?」
「ぼ、僕が悪いんですか?」小さな内山が、反抗的な目で俺を見上げた。俺はむかついた。思わず内山の顔を殴った。
「荒木、殴るのはヤバいって」飯田が止めに入る。
「あとは俺やるからさ」飯田が俺を押さえて、内山から遠ざけた。
「内山、キャプテンに逆らうなんて100年早いんだよ。荒木はお前のせいで恥ずかしい思いをしたんだ。わかってるな?」俺の代わりに飯田が内山の胸ぐらをつかんで言った。
「は、はい・・・」内山はうつむいていた。逆らったらどうなるか、いまさっき身を持って知ったところだ。
「それじゃ、お前にも恥ずかしい思いをしてもらう」俺はまた内山に近づいた。俺と飯田は二人で内山の前に立った。内山はおびえた目をして俺達の方を見ていた。
「脱げ」飯田が言った。
「全部だ。素っ裸になれ」俺がそう付け加えた。

内山はなかなか脱ごうとしなかったけど、俺がもう1発殴ったら、素直に脱ぎ始めた。全部脱ぎ終わると、俺と飯田が腕を1本ずつつかんで、前を隠せないようにして部室から体育館まで連れて行った。体育館で待っていたみんなが俺達のところに寄って来た。誰かが部室をのぞいていたのか、みんななぜこうなったのかは分かっているようだった。
「お前が一番恥ずかしいことしてみろ」飯田が言った。
「な、なにをするんですか?」内山が小さな声で俺に聞いた。
「オナニーに決まってんだろ」俺はみんなに聞こえるように大きな声で言った。
「そんな・・・できません」内山が逆らった。
「もう1回殴られたいのか?」飯田が腕をねじりあげながら言う。
「で、できません・・・」内山が涙目になりながら言う。
「お前、イくまでずっとこのままだ」俺は内山の腕を放した。内山は前を隠そうとした。
「隠すな、しごけよ」俺はその腕を払いのけた。
やがて、内山は自分のペニスをしごき始めた。2年生ははやし立てた。1年生は黙って見ている。目をそらす者もいたけど、何か言う奴はいなかった。何か言ったら、次は自分がこうなるってことが分かっているから・・・

やがて、内山は泣き出した。泣きながらしごいていた。そして、長い時間かかって、ようやくイった。最後の最後まで、全員に見られながら・・・



「荒木先輩、飯田先輩。覚えてますよね?、あの時のこと」部室に入ると、内山が俺達に聞いた。
「お前が泣きながらオナニーしたときのことか?」俺は「泣きながら」を強調した。まだ俺は強がっていた。
「したんじゃない、させられたんだ・・・させられたんですよ、先輩達にね」内山の表情が変わっていた。
「あれからずっと、絶対いつか復讐してやるって思ってました。それから僕は必死でした。がんばってレギュラー取って、先輩達と同じようにできるようになって、いつか絶対先輩達にミスの責任をとらせてやろうって・・・そしたらいつの間にか次のキャプテンになってました。ありがとうございます、先輩のおかげです」内山は俺達に頭を下げた。そして、言った。
「分かってますよね、服、脱いで下さい」

オナニーさせられることを覚悟していた。もっとも、3年の奴らとは、この部室でエロ本見ながら一緒にしたこともあったし、内山みたいに泣きながら惨めったらしくするつもりはなかった。みんなの前で堂々としてやる、そう思っていた。そして、俺はさっさと服を脱いで全裸になった。飯田も同じように服を脱いでいた。
「手、背中に回してください」俺達は内山の言うとおりにした。びびってるなんて思われたくなかったし。そして俺達は手を縛られた。
「あと、これ付けますね」内山がなにか、小さなベルトみたいなのを目の前に突きつけた。
「なんだよ、それ」飯田が聞いた。
「こうするんです」内山がいきなり俺のちんちんをつかんでしごき始めた。
「あ、馬鹿、やめろよ」思わずそう言ってしまった。俺のちんちんは見る間に勃起していった。
「さすが先輩、感度いいですね」内山が俺の顔を見ながら笑う。そして、さっきのベルトみたいなやつで俺のちんちんを縛った。
「い、いてぇ、なにすんだよ」
「そんなに騒がないでくださいよ、この程度のことで」内山は飯田にも同じようにする。
「お前、いったいなにするつもりだ?」飯田が聞いた。
「怖いんですか、先輩?」内山が笑った。

「それじゃ、これ入れますから、四つん這いになって下さい」内山は部室の奥からとんぼを持ってきた。よく野球部とかがグラウンド整備なんかで使うあれだ。
「なにするんだ」俺は怒鳴った。
「やっぱ、怖いんですね、先輩」内山が憎たらしく笑う。
「なんでお前なんか、怖がるんだよ」俺は精一杯強がった。
「じゃ、四つん這いになって下さい」そして俺と飯田は四つん這いになった。

「っと・・・ローションどうします?」
「な、なに?」飯田が聞き返した。
「ローションですよ。そのまま入れると痛いですよ、これ」内山が言う。
「そんなの、どこに入れるんだよ?」不安だった。正直怖かった。
「決まってるじゃないですか、先輩達のお尻の穴に入れるんですよ」
「お、お尻の穴って」飯田が信じられないといったような声で言った。
「一応聞きますけど・・・2人とも初めてですよね、お尻の穴に入れられるの」何を言っているのかよく分からなかった。内山が何をしようとしているのか、全然わからなかった。
俺達の答えを待たずに内山が後ろに回った。飯田の悲鳴が聞こえた。そして、俺のお尻の穴にも無理矢理引き裂かれるような痛みが走った。俺も悲鳴を上げた。
「やっぱ、ローションなしじゃきつかったかな? でも、その方が抜けにくいと思いますから、ちょっと辛抱してくださいね、先輩」内山が俺のむき出しのお尻をぺんぺんと2回叩いた。
そして、俺と飯田はグラウンドで待つみんなの前に引っぱり出された。

みんなは俺達の姿を見て笑った。俺達のお尻には、グラウンド整備用のとんぼが突き刺さっていた。そして、ちんちんは勃起したままだった。根本を縛っているベルトが竿に食い込んで痛かったけど、でも勃起したままだった。
「じゃ、先輩、罰として、そのままグラウンド5周してください」内山が言う。
「5周なんて楽勝でしょ、先輩? ただし」内山が俺のお尻に入っているとんぼをつかんで、俺のお尻の穴にさらに差し込もうとした。
「い、いっつ・・・やめ・・・」
「これ、途中で抜けちゃったらリセットでまた1周目からですからね、先輩」

なんでこんなことしなきゃならないのか・・・部の伝統? そんなもののために・・・でも、俺は走り出した。いや、走ろうとしたけど走れなかった。お尻の穴からとんぼが抜けないように、お尻の穴に力を入れながら俺は歩いた。飯田も歩き出した。ずずっずずっととんぼが引きずられる音がした。
 

途中、何回かお尻の穴からとんぼが抜けた、その度に、みんなの前で四つん這いになって内山にお尻の穴に入れられた。恥ずかしかった。悔しかった・・・・涙が出てきた。俺は泣きながら、勃起させながらお尻の穴に入れられながら、そんな姿をみんなに見られながらグラウンドを歩いた。飯田も俺の後に付いて来ていた。俺達は歩き続けた。

とんぼはグラウンドのでこぼこをとらえ、ならしていった。俺は、お尻からとんぼが抜けないように必死だった。そっちに気がとられて、ときどきけつまづいたりもした。そんな時はとんぼが俺のお尻の中で動いた。入ったり出たり・・・そしてでこぼこがとんぼを揺らした。おなかの中が変になりそうだった。そんなことに耐えながら、俺と飯田は歩いた。

ごとごとと、とんぼが揺れていた。そして、いつからか、何かが俺の体の中でおこり始めた。それは・・・体の奥が熱くなるような、そんな感じだった。思わず立ち止まって体をおこした。すると、とんぼが俺のお尻の奥に入ってきた。
(ん・・・)痛さと同時に何かを感じた。俺は少し腰を落とす。すると、またとんぼが俺のお尻の奥で動く。
(あ・・・)体がじんと熱くなる。
「先輩、どうしたんですか? 進んでませんよ」内山が俺に声をかける。仕方なく、俺はまたお尻の穴にぎゅっと力を入れて歩き始めた。
地面のでこぼこにあわせてとんぼが揺れる。そして振動が伝わってくる。振動は俺のお尻の穴の奥のほうに伝わる。そして・・・
「ああっ」膝ががくんとなった。俺の奥で電気が走ったみたいに、何かが走り抜けた。
「どうしたんですか、先輩?」内山が近寄ってきて、立ち止まった俺の顔をのぞき込んだ。
「うるさい、なんでもない」俺はまた歩き出した。
「どうしたのかなぁ、先輩?」内山は、つま先で俺のお尻に突き刺さっているとんぼをこんこんと蹴った。するとその度に俺の中にずんずんと何かが響いた。
「やめろ」俺は内山に言った。
「ちぇっ」内山はそう言って、ちょっと強くとんぼを蹴った。その時、とんぼの先が俺の中の何かに当たった。
「あ・・・」また膝ががくっとなった。立っていられずに膝を地面についた。とんぼが俺の中深く入ってきた。俺の奥の方で、なにかがはじけた。
「先輩、先走り出てますよ」内山が俺のちんちんを指さして大きな声で言った。その声に反応して、みんなが俺の回りに寄ってきて、俺のちんちんをのぞき込んだ。
「み、見るな」顔が真っ赤になっていくのが分かった。
「先輩、びくびく揺れてますよ、先輩の」内山がまたとんぼを小刻みに蹴る。
「あ・・・や、やめろ」体が熱かった。
「ひょっとして先輩、気持ちいいんですか?」内山が俺の顔をのぞき込んで言った。
「こんなことされて、気持ちいいんですか、先輩?」俺は目を閉じて、内山を無視しようとした。あえぎ声が出そうになるのを必死でこらえた。
「飯田先輩、なんか自分の世界に入っちゃってますしね」俺は目を開けて、後ろを振り返って飯田の方を見た。飯田も地面に膝を付いていた。そして、何人かの部員に囲まれながら、小刻みに体を揺らしていた。
「なんか、壊れちゃってますね、飯田先輩」内山が笑いながら言った。
「なんか、あえいでますよ、飯田先輩。気持ちいいんでしょうかね、こんなことされて」
「だまれ!」俺はどなった。もし手が自由だったら、きっと内山を殴り倒していただろう。
「わかりましたよ、先輩」内山はそれだけ言うと口を閉じた。そのかわり、俺のお尻に刺さっているとんぼに手をかけた。
「あ、や、やめろ」内山はとんぼを小刻みに動かした。俺は地面に倒れ込んだ。両膝と頭で体を支えながら、お尻の奥の何かに耐えようとした。
「あ、はぁ・・・ん・・・」耐えようとしたけど、がまんできなかった。
「あぁ、い、いぃ、くっ・・・」もう、内山に見られていることも、1,2年生に見られていることも、同級生に見られていることもどうでもよかった。お尻が気持ちよかった。ずんずんという振動が、びりびりと電気みたいなものに変わって、それが体を走り回っていた。
「あ、あ、はぁ・・ん・・・」俺は涎を垂らしながらあえいでいた。下級生が、補欠の奴らが俺を指さしながらニタニタ笑っているのも分かっていた。でも、この気持ち良さはどうしようもなかった。
「ひっ」急にお尻の穴のとんぼが引き抜かれた。気持ちいいのが中断されたとたんに、恥ずかしさが戻ってきた。
「どうです、先輩。素直に気持ちいいって認める気になりました?」内山がとんぼの先を俺の頬に押し当てた。
「うる・・・さい」そう言うのが精一杯だった。気持ちいいのは中断されたけど、体はまだじんじんしていた。
「素直に認めたら、また入れてあげますよ?」俺の頬から、お尻のほうにとんぼの先が移動していく。無意識のうちに、俺はお尻を高くあげていた。
「そんなに入れて欲しいんですか、先輩?」内山は、とんぼの先端で俺のお尻の穴をちょんちょんとつつく。
「穴、開いたまんまですよ、先輩。ぎゅっと閉じてみてくださいよ」そんな言葉に従う必要はなかった。なかったけど・・・俺は従っていた。ぎゅっとお尻に力を入れて、穴をすぼめた。
「もう一回開いてみてください」みんなが俺のお尻の穴を見ていた。みんなに見られながら、俺はお尻の力を緩めて穴を開いて見せた。
「いいですよ、先輩。ご褒美あげますね」そして、またとんぼの先が俺の中に入ってきた。
「さぁ、いい加減続き歩いてくださいよ、先輩」そう言って、内山が俺の脇腹をつま先で軽くけ飛ばした。
「さっきは僕が抜いたんですから、リセットしないでおいてあげますね」俺は内山の手を借りてのろのろと立ち上がり、とんぼをしっかりとお尻の穴にくわえ込むと、また歩き出した。後ろを振り返ってみたけど、飯田はまだ膝をついたまま体を揺らしていた。俺のちんちんから、先走りが糸を引くように垂れていた。
今何周目なのか、あと何周しないといけないのか・・・もうわからなくなっていた。そんなことどうでもよくなっていた。ただ、ひたすら俺は歩いた。

とんぼの振動が気持ちよかった。俺はのろのろと、地面のでこぼこが多いところを選んで歩いた。先走りが糸を引いて地面までとろとろと垂れていた。膝はがくがくしていた。立ち止まりそうになるのをこらえながら歩いた。立ち止まって、さっきの飯田みたいにできたら・・・そんな考えを振り払って俺は歩き続けた。俺が1周してきても、飯田はさっきのところで膝を付いたままだった。
「飯田、おい、歩けよ」俺は声をかけた。だけど、飯田は俺の方に顔を向けただけで、また体を揺らし始めた。
「飯田先輩、イきたそうですね」内山が飯田の股間をのぞき込んで言った。
「でも、手を使わないでイくのは無理っぽいみたいですね」そして俺の方を見て笑った。
「先輩、手伝ってあげたらどうですか?」そう言って、俺の背中を押した。俺は足を取られて、飯田の横に倒れ込んだ。お尻からとんぼが抜けた。
「飯田先輩、キャプテンを好きなように使っちゃっていいですよ」内山は飯田のお尻からもとんぼを引き抜き、飯田を立ち上がらせた。
「ほら、キャプテンのお尻の穴、開いちゃってますよ。入れて欲しいみたいですね」内山に促されるまま、飯田は俺の後ろに近寄ってきた。
「や、やめろ」俺は飯田に向かって叫んだ。
「飯田、やめろって、こんなやつの言うこと聞くなよ」俺は立ち上がって逃げようとした。けど、他の1,2年生に押さえつけられた。
「あれ、先輩。今日1日は僕の言うこと聞かないといけないんじゃなかったでしたっけ?」内山が言う。
「ほら、飯田先輩、キャプテン犯っちゃいましょうよ」そして、俺の後ろに飯田が立った。飯田は腰を落とし、勃起したちんちんを俺の穴に押し込んだ。
「やめろ!!」叫んだとたんに、飯田がずぼっと入ってきた。
「はあ・・・・」とんぼよりもっと・・・もっと・・・
「気持ちいいんですよね、先輩。飯田先輩に入れられて」なんでこいつには全部わかるんだよ・・・くやしいけど、その通りだった。
「はっ、はっ、はっ、・・・」飯田の息づかいが聞こえた。
「んっ、はっ、あっ、あん、ひ、いぃ、・・・」俺も我慢できずにあえぎ声をあげる。
「飯田先輩、ベルトはずしますね」ちょっと飯田の動きが止まった。そして、また動き出した。さっきより激しく・・・
「んあ!」飯田が俺の背中で声をあげた。熱い何かが俺のお腹の中に広がった。
「あ〜あ、飯田先輩、荒木先輩の中でイっちゃったんだ」内山が楽しそうに言った。
「これで、飯田先輩は終わりにしてあげます」内山はそう言って、俺の後ろから飯田を引き離した。飯田はそのまま地面に座り込んで、動こうとしなかった。
「腰、抜けちゃいました? 飯田先輩」内山が飯田の頭をなでた。まるでペットの頭をなでるように。
「ほら、もう帰っていいんですよ、飯田先輩」誰かが飯田の腕の縄をほどく。
「それとも、一緒に荒木先輩の罰ゲーム見ます?」内山が俺に近寄った。
「あれ、先輩のお尻から、飯田先輩の精液が漏れてますよ?」俺のお尻をのぞき込んでいった。
「ちゃんとお尻締めといてくださいね」俺はお尻にぎゅっと力を入れた。
「先輩も、イけたら終わりにしてあげますよ」そう言いながら、またとんぼをお尻に突き刺した。


俺は飯田がそうしていたように、膝をついて体を小刻みに動かしていた。他の奴らは全員俺の回りに座って俺を見ていた。飯田もその中にいた。飯田も他の奴らと同じように、笑いながら俺を見ていた。ただ、飯田はちんちんをしごきながら見ていた。別に内山にそうしろと言われているわけでもないのに、飯田はずっとしごき続けていた。
「先輩、まだですか? いい加減帰りたいんですけど」内山が言う。俺はあれから、飯田がイってから、もう2時間くらいそうやってお尻に振動を与え続けていた。でも・・・
「手、ほどいて・・・下さい」内山にお願いした。いつからか、内山に対する言葉使いが変わっていた。
「だめですよ、先輩。手を使わずにイって下さいよ」でも、それじゃイけない。イきそうなんだけど、もうちょっとって感じなんだけど・・・
「お願いします、イかせて下さい」もう恥ずかしいなんて思う余裕はなかった。やな後輩だった内山に俺は懇願した。イきたかった。イかせてほしかった。
「しょうがないなぁ・・・」内山は、俺のちんちんから垂れている先走りを指ですくって、俺の唇に塗りつけた。そして、言った。
「ここにいる全員の、口でして、精液全部飲んだら手を使わせてあげますよ」俺に顔を近づけて言った。
「さぁ、どうします? キャプテン」内山が笑顔で言った。

俺はお尻にとんぼをくわえ込んだまま、口を開けて内山の股間ににじり寄った。

<とんぼ 完>
Special Thanks:√


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