素敵なプレゼント

 
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
鈴のリズムに ひかりの輪が舞う
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
森に林に 響きながら
 
みんなで歌いながら、プレゼントを順に送っていく。
僕は浩之に自分のプレゼントを渡し、省吾から受け取る。それを歌に合わせてみんなで繰り返す。僕の小さな緑色の包みは、今、琢磨の所だ。それが童夢に渡る。
(頼むから・・・)
僕はずっと目で追いかける。あのプレゼントの行方を・・・僕の運命の行方を。

「くっ」
僕の体を折り曲げて、天井の方を向いている僕のお尻にコーチがのしかかっている。コーチの体重が僕の体にかかる。そして、コーチの太いアレが僕のお尻をこじ開けて中に入ってくる。
「い、痛っ」
いつも最初はそうだ。コーチはいつも無理矢理入ってくる。でも、そうやって無理矢理されることで僕の体が反応する。今だってそうだ。チンコがガチガチに硬くなる。コーチはそれを知っている。コーチが僕のお尻の上で少し腰を浮かし、 また入ってくる。そうやって僕は何度も体を突かれる。やがて、僕の中に熱い何かが湧き上がってきて・・・
「う・・・くっ」
それがチンコの根本に広がって我慢できなくなる。そんな僕の様子を見て、コーチが一番奥に入れてくる。そして、僕は射精した。僕のチンコから発射された精液は、僕の顔面に降り注ぐ。同時にお腹の奥に熱い感じが広がる。
「そのまま動くなよ」
コーチは僕に入ったまま、手探りで足元に置いてあるポラロイドカメラを取り上げる。そして、自分の精液にまみれた僕の顔を撮影した。
(今日、これで何枚目だろう・・・10枚くらいだっけ?)
撮影されながら、ぼんやりと考えていた。

サッカークラブのコーチとこういう関係になってもう半年くらいになる。多い時で月に2〜3回、少ない時でも1回はこうしてコーチに抱かれている。お尻に入れられたり、口で咥えたり・・・コーチに性処理道具にされていた。でも、僕はそれが好きだ。そうすることが、そうされることが、今では当たり前になっていた。そして、そんな関係を続けるために、僕はコーチの命令には絶対服従だ。そうすることで、コーチを僕だけのものにできると信じていた。
「ほら」
さっきの写真とペンをコーチから手渡される。僕は、写真の下の方の空いてるところにコメントを書く。
「ケツだけでイっちゃいました」
そして、コーチに返す。コーチの手元には、今日撮影されて僕がコメントを書いた写真が何枚もある。コーチは鞄から包みを取り出す。それは綺麗な包装紙に包まれた小さな箱だった。箱にさっきの写真を入れる。包装紙で包み直す。結んだ形になっているリボンを貼り付ける。
「ほら、これがお前のだ」
ちょっと光った感じの、緑色の包みを僕は受け取った。
「プレゼント交換、楽しみだな」
コーチは服を着ながら言った。僕は、手の中の包みを見た。同意はできなかった。でも、もちろん逆らうこともしなかった。
  
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
そりをとばして 歌えや歌え
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
馬をとばせて いざ歌え
 
コーチの自宅でのクリスマスパーティー、サッカークラブの何人かが参加していた。合計8人。まあ、みんな仲がいいほうだ。でも、僕とコーチのことを知ってる奴はいない。そんなこと知ってるのは、クラブの奴らの中には、いや、それ以外でも一人もいない。それが今、あの包みの中にある。僕がコーチに犯されてる写真が入ったあの包みが、順番に廻されている。コーチは体しか写ってないから、相手がコーチだってのは分からない。でも・・・僕は顔も写ってる。僕が男に犯されてるのは一目瞭然だ。そして、誰がそれを受け取るのか・・・誰でも一緒だ。僕は、明日からは・・・

「はい、ストップ」
クリスマスの歌が終わったところでコーチが声をかける。
「え〜」
そんな声があがる。でも、僕はほっとしていた。今、僕の手の中に緑色の小さな包みがある。ちょうど歌が終わったところで、何周目かで僕のところに帰ってきたんだ。
「あれ、お前ら・・・自分のか?」
コーチがそのことに気が付いた。
(ちっ)
僕は心の中で舌打ちをする。
「じゃ、やり直しだな。今度は途中で止めるから」
そして、また歌が始まる。小6から中2のこのクラブで、クリスマスの歌を歌いながらプレゼント交換をする。考えてみたらガキっぽいことだ。でも、みんな、コーチの言うとおりにしている。みんなに慕われているコーチ。そして、そのコーチに犯されている僕。その写真が、あの包みに・・・

「はい、スト〜ップ」
結構早くストップがかかった。僕のあの包みはこのクラブ唯一の小6、ちびの聡が持っていた。僕はほんの少しだけ安心した。
(あいつなら・・・あとで写真取り上げられる)
「じゃ、順番に、プレゼントの中身確認しようか」
コーチが言った。僕に近づいてくる。
「じゃ、まずキャプテンからだ」
そして、コーチは僕の隣の浩之の肩を叩いた。

「俺は・・・」
そう言いながら、キャプテンの浩之は包みを開く。
「これ・・・」
箱の中には、黒い物が入っている。
「これ・・・ディルド」
浩之が小さくつぶやいた。
「ほお、こんなもの・・・誰だ、これ」
コーチが言うと、うつむいたままの童夢がおずおずと手を挙げた。
「お前か、童夢。これ、何だ?」
「ぼ、僕が使ってる、ディ、ディルドで・・・」
最後は聞き取れないような小さな声だった。
「こんなの使ってるのか・・・最近はいつ使った?」
コーチは愉快そうに笑いながら言った。
「け、今朝です」
「今朝使ったばかりだそうだ。浩之、せっかくだから、今からここで使え」
浩之がコーチの顔を見た。少しの間、二人が見つめ合う。浩之が視線を外す。そして、一気に下半身裸になった。
浩之は床に座り込んで、ディルドを自分のお尻に押し当てた。
「入れます」
少し力が入る。と、ディルドの先っちょが浩之のお尻の穴をこじ開ける。あっさりと、それは根本まで入っていった。
「どうだ、使ってみた感想は?」
「・・・気持ちいいです」
さっきの童夢以上に小さな声だった。そんなキャプテンの姿を、童夢がじっと見つめていた。童夢の股間が膨らんでいるのがはっきりと分かる。
「よし、次」
浩之の左隣は僕。右なら哲太だ。コーチは哲太の後ろに立った。
「さて、お前はなにをもらった?」
哲太は少し躊躇してから包みを開ける。少しほっとしたような表情を浮かべながら取り出したのは、青いミサンガだった。
「これ・・・」
哲太はコーチにそれを見せるように掲げる。
「それだけか?」
コーチに言われて、箱の中を見直す。カードが入っていた。
「なんて書いてある?」
「『僕を犯す権利を差し上げます』って」
体の大きな哲太には不釣り合いな小さな声だ。
(ここではみんな、声が小さくなるんだな)
なんとなくそう思った。
「これは誰のだ?」
聡が手を挙げる。クラブでは一番チビで、そしてここではただ一人の小6だ。
「お前、自分の体をプレゼントにしたんだ」
こくっと聡が頷いた。
「デカいのと小さいのの組み合わせか」
コーチは楽しそうだ。そして、僕等はみんな訳が分からず混乱していた。何で、みんなこんなおかしな・・・・・エロいプレゼントばっかりなんだって。
「お前ら、やるのは時間もいるし、ちょっと後でな」
コーチが次を促す。次は、僕の親友の琢磨だ。
「僕は・・・」
琢磨が箱を開いた。箱の中には何かが丸められて入っている。それを取り出して広げた。サポーターだ。股間には黄色い、お尻のあたりには茶色い染みがついている。
「う、うわ・・・」
琢磨は、手を伸ばしてそのサポーターを体から離した。
「ほお・・・きったないサポーターだな。これ、誰だ?」
コーチがそう言うと、おずおずと手が上がる。
「えぇ〜」
小さな声が上がる。あの汚いサポーターをプレゼントしたのは、祐樹だった。
動作がいちいちなんとなくかっこいい。そして、サッカーもうまい。良いところで良いプレイをする。それが祐樹だ。そしてなにより・・・ジャニ系のかっこいい奴。うちのクラブでもっとも女子に人気がある、そんな祐樹があんな汚れたサポーターをプレゼントに選ぶなんて・・・ここにいるみんなが驚いていた。
「お前・・・こんなの履いてるのか?」
コーチが祐樹に聞く。
「は、はい・・・今朝まで履いてました」
「えぇ〜」
またみんなが声をそろえる。
「あの染みは何の染みだ?」
「お、おしっこと・・・精液と・・・・・うんちです」
かっこいい祐樹からは考えられない答えだった。
「そんな染みをつけて・・・どれくらい履いてたんだ?」
「えっと・・・1ヶ月くらい・・・履き続けてました」
女子に人気の祐樹が、こんな汚いサポーターを1ヶ月も履き続けていただなんて・・・
「お前はそういう趣味だったんだな」
「はい」
消え入りそうな声だった。
「まあ・・・ま、いいか。さて、せっかくのプレゼントだ、早速ここで履いてみろ」
琢磨ががコーチを見た。コーチは琢磨に言った。
「ちゃんと、じっくり臭い嗅いでからな」
「は、はい」
そして、琢磨はサポーターを鼻に押し当てた。
その後、なにも言わずにズボンに手をかけた。僕は息を飲む。
(琢磨が・・・ここで・・・みんなの前で・・・)
下を全部脱いだ。そして、あの汚いサポーターを身につけた。
「お前、似合うな」
僕は琢磨の股間から目が離せなかった。脱いだときから少し大きくなっていた。そして、汚いサポーターに隠れた今は、その布越しに形がはっきり分かるほど堅く大きくなっていた。
「じゃ、次」
次は童夢の番だ。童夢は包みを開く。でも・・・箱にはなにも入っていなかった・・・ように僕には見えたけど、童夢はその中からカードを取り出した。
「『公開オナニーします』だって」
童夢はコーチを見上げた。そして、カードを裏返した。
「省吾・・・」
僕は省吾を見た。中1でおとなしい性格の省吾。あいつがこんなカード入れるなんて・・・でも、コーチが言う。
「さて、じゃ、ここでしてもらおうか。公開オナニーを」
省吾が真っ赤になっている。うつむいているけど、手は腰のところに動く。ベルトをかちゃかちゃいわせながら外している。やる気なんだ。
省吾は以外とあっさりとそれをやってのけた。みんなに見られながらなのに、ちゃんと大きくなって、ちゃんと射精した。
「じゃ、次」
聡の・・・・・僕の写真の番だ。僕は顔を伏せた。みんなを見られなかった。みんなに見られたくなかった。
「これ・・・」
聡が箱の中から写真をつまみ出した。まるでトランプのババ抜きでもしてるかのように、広げてみせる。みんなが聡に少し近づいた。
「何、これ」
「『けつ気持ちいい』って」
「これ・・・洋輔じゃん」
僕は顔が真っ赤になるのを感じだ。
「けつに入ってるし」
「精液大好きって書いてある」
みんな、僕が写真に書いたのを読んで笑っている。
「洋輔、お前か?」
コーチが僕に言った。
(知ってるくせに)
「はい」
僕は小さく答えた。
「『ケツだけでイっちゃいました』だってさ」
少し顔を上げてみた。誰かが写真と僕を見比べている。それが誰か分かる前に、僕はあわてて顔を伏せる。
「まあ、人それぞれ好みとか嗜好ってのがあるからな」
コーチが言った。冷やかしてるようにしか思えない。
「次行くぞ、次」
次は女子に人気で、あの汚いサポーターを履いていた祐樹だ。
「これ」
祐樹が箱から取り出したのは、ピンク色のぶよぶよしたもの・・・オナホールだった。
「誰だ、これは」
「ぼ、僕です」
浩之だった。キャプテンのオナホだった。
「お前、これ、いつ使ったんだ?」
「今朝です」
「お前も今朝からやってるのか」
コーチが少し笑った。浩之も真っ赤になっている。
「じゃ、祐樹、それを今からここで使え」
祐樹はそう言われることを予測していた。僕等みんながそう予測していた。祐樹が服を脱ぐ。勃起していた。女子に人気の祐樹が、今、僕等みんなの前でオナホを使うんだ。
祐樹が勃起したちんこをオナホに押し当てて、その中に押し込んだ。
「うわっ」
祐樹はすぐにそれからちんこを抜いた。祐樹のちんこになにかがべったり付いていた。
「これは・・・お前、使ったのそのままプレゼントにしたんだ」
コーチが浩之に言った。オナホの中には、浩之が出した精液が入ったままだった。
「ま、いいからそのまま使え」
コーチが言った。祐樹が、浩之の精液のたまったオナホを使ってしごき始めた。

「さあ、次は・・・省吾」
すでに省吾は箱を開けて中身を取り出していた。なにか、プラスチックでできた物・・・貞操帯だ。
「これ、誰のだ?」
哲太が手を挙げた。
「お前はこれをいつまで使ってたんだ? お前も今朝までか?」
哲太はなにも言わずにうなずいた。
「どれくらいの間、付けてたんだ?」
「・・・2ヶ月」
哲太も真っ赤になっている。
「じゃ、2ヶ月ぶりか・・・聡、大変だな」
コーチは笑う。
省吾はすでに下を脱ぎ、貞操帯を付けようとしていた。
(まあ、どうせみんなの前で付けさせられるんだから)
僕は、そんな聡の気持ちが分かる気がした。
「じゃ、お前も2ヶ月は付けたままだな」
省吾は貞操帯を付けたまま、服を着た。

「さて、最後はケツでイけちゃう洋輔だ」
僕が呼ばれた。僕は箱を開ける。小さな・・・プラスチックの容器だ。
「これ・・・」
僕はその容器を指でつまんでみんなに見えるように掲げた。
「僕の」
琢磨だった。
「僕の・・・・・精液」
うつむいた琢磨の声も小さかった。
(これ・・・琢磨の・・・精液。琢磨がオナニーして、出したんだ)
「いつ、出したの?」
コーチが聞きそうなことを、僕が聞いた。
「僕も・・・今朝」
琢磨はうつむいたまま答えた。
「琢磨」
僕は声をかけた。琢磨が顔を上げて、僕を見る。僕はプラスチックの容器の赤いキャップをはずすと、その容器を口に付け、中身を一気に口の中に流し込んだ。
「よ、洋輔」
僕は、琢磨の精液を、喉を鳴らして飲み込んだ。
「おいしい」
僕は笑顔で琢磨に言った。

「さて、これで全員のプレゼントの披露が終わったわけだ。そして、1人だけ、まだ実行してないやつがいる」
コーチが聡の後ろに回って、その肩に手を添えてみんなの輪の中に押し出した。
「さて、哲太」
コーチが哲太に声をかける。
「お前の出番だ」
哲太が輪の中に進み出た。股間がすでに盛り上がっている。
「さあ、2ヶ月ぶりだ。思いっきり犯してやれ」
哲太が聡の前に立って、その体に手を回した。小さい聡の体は、すっぽりと哲太に包まれた。

哲太のちんこは体と同じように大きかった。ローションを使って、じっくりとお尻をほぐしても、聡は痛そうにしている。そんなことなど気にせずに、哲太は聡のお尻を使う。2ヶ月ぶりの射精は、1回では収まらない。もう2回は聡の中でイッたはずだ。でも、哲太の勢いは最初となにも変わっていない。そんな激しいセックスを僕等の目の前で、僕等みんなに見られながらしてる二人・・・今日の異常なクリスマスパーティーの中で、もっとも異常な光景かもしれない。
でも、そんな二人を見つめている僕等だって・・・省吾は貞操帯を付けたままなので、勃起して痛そうにしている。琢磨はあの汚いサポーターを履いたままだ。勃起したちんこの形がくっきりとわかる。祐樹はオナホを握りしめ、そのオナホの持ち主だった浩之だって、童夢のディルドを持ったままだ。公開オナニーしたばかりの省吾の股間も盛り上がってる。僕だって・・・口の中に残る琢磨の味を反芻している。
「あ、なんか出る」
聡がお尻を犯されながら言った。と同時に、聡のちんこから精液が飛び出した。
「うわっ」
聡自身が一番驚いている。
「聡、お前、出したの初めてか?」
哲太がそんな聡のお尻を突きながら聞く。
「う・・・ん」
聡のちんこはイッたあとでも堅いままだ。
「まだ・・・出そう」
聡が首をねじって背後の哲太に言う。そんな聡の口に哲太がむさぼり付いた。

僕の背中に何かが触れた。僕はびっくりして振り返った。僕の横に琢磨がいた。
「あ、ご、ごめん」
琢磨が顔を赤くする。
「いや・・・大丈夫だから」
(何が大丈夫なのか意味不明だよな)
そう思いながら言った。そして、目の前で行われている哲太と聡の激しいセックスに見とれてるふりをして、少し琢磨の方ににじり寄った。そっと琢磨の股間の膨らみに手の甲を当てる。琢磨は逃げない。琢磨の股間が熱かった。僕は、手のひらで琢磨の股間を覆った。
気が付くと、みんな、誰かのちんこを握ってたり、体を触っていた。祐樹はいつのまにか全裸になって、童夢のちんこをくわえてる。
(こんなとこ、女子に見られたら終わりだな)
そう思いながら、僕は琢磨のサポーターに手を突っ込んだ。琢磨が息を飲むのが聞こえる。僕は、琢磨の前に跪いて、その汚いサポーター越しに琢磨のちんこを舐め始めた。
  
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
鈴のリズムに ひかりの輪が舞う
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
森に林に 響きながら
 
聖なる夜、コーチがクリスマスソングを鳴らす。僕等はそれを聞きながら、誰彼かまわず抱き合った。コーチがその輪の中心にいた。
結局、コーチは僕だけのコーチじゃなかった。僕等みんなのコーチだった。今までみんながそれぞれコーチに特別指導されていたって訳だ。でも、今日、僕等はみんなでコーチの特別指導を受けた。そして、僕等サッカークラブのメンバーは、単なるサッカーのチームじゃなくなった。聡だけは今までコーチの特別指導は受けてなかったみたいだけど・・・今日、こうして僕等の仲間になった。
クリスマスの夜、僕等は一つになれた。

コーチからみんなへの素敵なクリスマスプレゼント・・・僕等は全員でそれを悦び、体中で楽しんだんだ。

<素敵なプレゼント 完>


BACK