むつみ的「GPD Pocket」が字書きマシンとして使えるかとかそんな感じw
GPD Pocketが無事に来た!
初期不良にどっきどき(汗)

 
Blogの方で今年の2月に書いたんですが・・・
クラウドファンディングサイトINDIEGOGOから投資してた、GPD Pocketが無事に資金調達に成功し、モノが我が家に届きました!!



このGPD Pocketですが、簡単に一言でいうと、「小さいノートパソコン」(^^)/
幅が180mm、奥行106mm、厚さが18.5mm、質量480gということで、フットプリントはB6サイズより少し小さいという萌えサイズ

遙か昔に絶滅した、今や知ってる人しか知らないUMPC(Ultra-Mobile PC)が現代に復活したということで、小さいパソ萌えな人々の心を魅了し、INDIEGOGOでは予定していた資金(確か、20万ドルくらいだったと思うけど)を即日調達完了、最終的には350万ドル近い資金を集めたということで・・・

小さいPC萌えのおいらとしては、マストな訳です。買わない訳にはいかないでしょ!!!ってことで・・・
でも、中華パソコンなのでいろいろ不安を抱きつつ・・・INDIEGOGOで投資してみました。





待つこと5ヶ月ほど。
思ったより全然早く、おいらの家に届きました。
 
箱です。まぁ・・・見た目はいいけど、中を開けると製品を支える仕切りが破れてました(汗) 中華だからねぇw
モノは大丈夫だったので、気にしないけど。

フタを開けたところ。左がUSB-C充電アダプタ、右が本体

上の画像以外に取扱説明書(一応、日本語表記有り)も入ってたんですけど、この取扱説明書に書かれている内容が・・・
@各部の名称みたいなやつ。
A仕様
B付属品リスト
C製品保証書
Dメーカー連絡先
だけ。取扱説明は書かれていませんでした(笑)



さて、本体です。

外観について、最初に画像撮るの忘れてた(汗)ので、
某カバンメーカーのタグっぽいシールを貼った後の画像ですw
某カバンメーカーは本製品とは一切関係ありません(笑)

左横にちょこっと出っ張ってるのはUSBメモリです。

 
見た目はとっても良い感じですw

そして、初起動。
ここで、ネットではいろいろと不具合の報告があって、ちょっとどきどきw

おっ、無事に起動できそうな(^^)

ってことで、おいらの不安をよそに、無事起動、セットアップも完了しました。

でも、まだ油断できないので、ネットに上がっている不具合をチェックして、問題ないことを確認。ようやく一安心ですw

むしろ、
 無事に届いた
 無事に起動した

 ってことに驚いた
というかなんとか(笑)



大きさは何と比較したら分かりやすいかな・・・ってことで、「なぞのむぅ大陸」最初で最後の「本」である、「ホーム・スレイブ」と比較してみます(笑)
まぁ、「ホーム・スレイブ」はA5サイズなので、それでだいたい分かるのではないか、と。

「ホーム・スレイブ」(A5サイズ)と比べるとかなり小さいです。
B6サイズより少し小さいんだから、当然っちゃ当然ですw

ちなみに届いたモノの質量は、実測で506gでした。公称値より26g重いけど、まぁ誤差でしょう。


他の歴代字書きマシンとの大きさ比較もしてみます。
最初の比較対象は、今の字書きマシンである、ASUS TransBook T90Chi。

上がTransBook T90Chi、下がGPD Pocket
二回りくらい小さいって感じですかねw
 

厚さはほぼ同等

次が、VAIO Pとの比較。この画像も某カバンメーカーのタグっぽいシールを貼った後のものです。

上がVAIO P、下がGPD Pocket
3分の2から5分の3.5って感じですかねw
 

厚さはGPDPocketが少し薄いけどほぼ同等

ついでに元字書きマシンのJornada720との比較。っていっても、Jornada720を知っている人はもうほとんどいないだろうから意味ないよなぁ、とか思いつつw

上がJornada720、下がGPD Pocket
幅はほぼ同じ
 

厚さはGPDPocketの方が全然薄い

これだけ小さいと、問題になるのがキーボード。GPD Pocketは英字配列でもあるしねぇ・・・
(トラックポイントのキャップは某社の物に交換してます)

上がTransBook T90Chi、下がGPD Pocket
キーボードは小さいけど、英字キーの大きさはむしろ少し大きいくらい

上がVAIO P、下がGPD Pocket

こうして比較すると、英字キーについては意外と使えそうな感じはするけど・・・・・

ってことで、入力スピードを比較してみました。
比較対象は、
@デスクトップPC
ATransBook T90Chi
BGPD Pocket
の3つ。入力してみる文は、今書きかけて絶賛放置中の新作から、

目が覚めると、お父さんの顔があった。クルムもいる。知らない顔がいくつか。
「気が付いたか」
「兄ちゃん!」
お父さんが言うと同時に、クルムが僕に抱き付こうとしたのか、体を僕に近づけようとした。が、お父さんに止められる。
「すまない、大丈夫か?」
お父さん、弟と並んでいて、その横に少し背の低い人が立っている。その更に横に立っていた、少し体が大きい人が言った。その声で誰かすぐに分かった。
「僕……どうなったんですか?」
その人に尋ねた。
「私にされながら、気を失ったんだ」
「射精しながら、ね」
クルムの横の少し小さい人が付け加えた。
(ああ、たぶん、所長さんだ)
ようやく、僕はあの広い部屋じゃなくて、小さい部屋……初めてここに来たときに、最初に機械に固定されたあの部屋……にいるのに気が付いた。機械の上に寝ているのは変わってないけど、仰向けになっていた。
(だから顔が見えるんだな)
当たり前のことにすらしばらく気がつかないほど、僕は長い間、機械に俯せに固定されていたんだ、ということに気が付く。頭を上げて、自分の体を見た。全裸のままだった。ペニスの周りにほんの少しだけ、毛があった。それはここに来た一年前にはなかったものだ。これもまた、長い時間、自分の体を見ることもできなかったということだ。
「しばらく寝ていたまえ」
所長さん……だと思える人……が言った。
「その……どうなったんですか、僕」
あの時、気を失う前に、何かいつもと違う感じだった。いつもより遙かに気持ち良くて、体が勝手に動いて……
「私が悪いんです、すみません」

という文書。変換効率の違いとかを除外するために、この文書をすべてひらがな/カタカナで入力して、かかった時間を比較してみました。
その結果は・・・

@デスクトップPC ・・・・・・・・・・5分35秒(100%)
ATransBook T90Chi ・・・・・・・6分08秒(110%)
BGPD Pocket ・・・・・・・・・・・・7分12秒(130%)

となりました。

まぁ、@とAは誤差の範囲というか、そんなに数字ほど差があるようには感じないんですが、やっぱりGPD Pocketは記号の配列も違うし、キーピッチも狭いので、若干(今の段階では)使いづらいって感じ。
キーのタッチも若干固め。@とAは(入力スピードも含めて)同じような感じで入力できるけど、GPD Pocketはちょっと”重いし狭い”感じ。

とはいえ、まだ全然慣れてないし、その状態で(デスクトップのキーボードと比べて)130%なら、悪くはないように思います。
おいらは結構いろんな大きさのキーボードが許容範囲だし、英字配列キーボードも過去に使ってたこともあるので、そのうち慣れてもっと早く入力できるようになると思います。

ちなみにJornada720のキーボードとの比較はこんな感じです。

上がJornada720、下がGPD Pocket。
あらためて見ると、Jornadaのキーって小さいなぁ
でも、配列は普通のキーボードそのままで使いやすかったなぁ・・・


ってことで、久しぶりに手に入れた「小さいノートパソコン」。
いろんな不具合の噂があって、今は問題ないけどそのうち何か起こるかも知れないし、バッテリの制御にもイマイチ不安なところがあるようで、充電器に繋ぎっぱなしにするとヤバいというような噂もあるけど・・・いいのか?


初めてのクラウドファンディング体験も含めて、まぁいい買い物だったかな、という気はします・・・今のところは。

そのうちバッテリーが燃えたりさえしなければ、ね(^^;

そんなわけで、今後、メインの字書きマシンにしていこうと思ってます。


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