「見学してみる?」
セックスには興味はある。でも、実際にしてみるのは少し怖い。
そんなとき、ネットである人と知り合った。色々話をしてみて、悪い人じゃなさそうだなぁ、なんて思える人だった。そして、何といっても、その人は僕とタメの奴と付き合ってるらしい。そんな奴とのセックスの話をいろいろと教えてもらう。もう付き合い始めて1年位になるとか、相手の奴は積極的にセックスしたがってるとか、今は会う度にアナルセックスしてるとか。
画像とか動画もあるらしい。でも、それについては、僕がどんなに頼んでも見せてもらえない。相手に悪いからって。それに、もしネットに流出しちゃったら取り返しが付かないし、そうなったら僕を疑うことになる。そういうことはしたくないって。それもその人を信用しても大丈夫なのかなって思う理由の一つだ。この人なら秘密をちゃんと守ってくれそうだ。
でも、実際に会うとなると、不安もあった。初めて、そういう目的で人と会う、それは特別なことだ。友達に会うとかってレベルじゃない。まだ友達のお父さんと会うって方がマシだ。そんな経験もないけど。
でも、興味はある訳で、だからその人からの誘いにはとても迷っていた。
「不安だったら、一度、見学してみる?」
その人と、僕とタメの奴のセックス。それを見学してみないかってことだ。見られるのなら、見てみたい。でも、見学したその後はどうなるのか・・・
「その日は見学だけ。君は脱がなくてもいいし、俺も君には触らない。その代わり、君は見たことは絶対に秘密にする。それでどう?」
そこまで言ってくれても、僕はすぐには決められなかった。悩んで、悩んで、悩んで・・・見せて下さいってメールしたのは、その日の2日前だった。
指定されたホテルの入口の前でメールを送った。そういう約束だった。すぐに返事が返ってくる。
『1階入ったところのエレベータで7階まで上がって、712の部屋。鍵は開いてるから、勝手に入ってきて』
僕はドキドキしながらホテルに入る。すぐにエレベータは見つかった。「7」のボタンを押す。エレベータが7階に到着する。エレベータのドアが開く。少し暗い感じの通路を部屋の番号を見ながら歩く。そして、712の前で立ち止まった。
ドキドキしている。手が少し震える。ドアのレバーにそっと手を掛けて、躊躇する。でも・・・レバーを押し下げる。すっとドアが開く。メールの通り、鍵は掛かっていなかった。身体を滑り込ませる。中は薄暗い廊下みたいなところ。後ろ手にドアを閉める。鍵を掛けようかどうしようか迷った。すると、中から声が聞こえた。
「鍵は掛けなくていいよ。こっちだ」
鍵を掛けずに声の方に歩く。廊下の先が部屋になっているみたいだ。ベッドの端の方が少しだけ見えている。廊下の先の左側にベッド。廊下の終わり、ベッドの手前に椅子が置いてあった。
「やあ」
奥の部屋から男の人が出てきた。僕はそこで立ち止まる。
「その椅子に座って。そこならもし何かあったら、君はすぐに部屋から出て行ける」
ベッドの手前の椅子はそういうことだったんだ。
「ドアに鍵掛けてないよね?」
僕は頷く。
「だったらすぐに逃げられる」
「はい」
「君には何もしないって約束だからね」
「はい」
ようやく少し緊張が解けた。椅子に座って、ベッドを見た。誰かが横になっている。頭からシーツを被っている。でも、足は膝より少し上の辺りから見えている。そいつは俯せになっていた。足だけじゃわからないけど、大人の人の足って感じじゃなかった。ベッドの向こうにもう一つ椅子があって、男の人はそこにガウンを着て座っている。
「こういうの、初めてだったよね」
「はい」
『こういうの』というのが、セックスのことなのか、男同士ですることなのか、それともこんな風に人のセックスを見ることなのか、よく分からない。でも、どれも初めてなんだから、『はい』で間違いはない。
「君は14だったよね?」
僕は頷く。
「この子は君と同い年だよ」
そう言いながら、シーツをつかんで頭の方に捲り上げた。腰から下が現れた。何も着ていなかった。僕と同い年の奴のお尻が目の前にあった。僕は唾を飲み込んだ。
男の人が立ち上がってベッドの端に座る。手を伸ばし、そいつのお尻をなで回した。
そいつの足を開かせる。足と足の間から、玉が見える。男の人は、それを撫でて、摘まんで引っ張った。
「ん・・・」
そいつが声を出す。男の人は、お尻の割れ目に指を沿わせる。2,3度指で割れ目を撫でた後、両手でそこを開いた。そのまま僕を見る。
「もっと近くで見たかったら、近寄っても、ベッドに上がってもいいよ。君には何もしないから」
僕に見えるようにしてくれる。僕はまた唾を飲み込む。身体を乗り出して、そいつのお尻を見る。お尻の穴が見える。お尻の穴なんて初めて見た。男の人がそこを指で触れる。
「んっ」
また声を出した。
男の人が玉の下に手を入れる。そして、そいつのちんこを引っ張り出した。ちんこの裏側が見える。そこも撫でる。玉を柔らかく揉む。ちんこを軽く握って、皮を剥き下ろす。そいつの亀頭が露出する。
「そういえば、君は剥ける?」
初めて見る他人の裸に夢中になっていた僕は、自分が質問されていることに気が付かなかった。
「君も剥ける?」
「え?」
男の人が、そいつの亀頭を指でグニグニとしながらもう一度僕に尋ねた。
「あ、えっと、はい。引っ張ったら」
「じゃ、この子と一緒だ」
そして、そいつの身体を反転させる。お臍の少し上まではシーツを被ったままだったけど、その身体が見えるようになった。ちんこは少し勃起しているようだ。毛はまばらにしか生えていない。
「君もこれくらい?」
その毛の所を撫でながら、男の人は僕を見て言った。
「もう少し・・・かな」
半分上の空で答えた。男の人が、そいつのちんこを握る。軽く手を上下させる。そいつのちんこが勃起する。僕のちんこも勃起している。
「すげ・・・」
無意識に呟いていた。
「君とどっちが大きい?」
「同じくらい・・・だと思います」
男の人がシーツを捲る。乳首まで見えるようになる。そこを摘まむ。
「ああっ」
そいつのちんこがびくっと動く。男の人は脇腹や胸やお腹を撫でる。そいつは軽く身体をひねる。シーツが更に捲れ上がる。そのまま、更に太ももも撫でる。
「ああっ」
また声を出した。
「感じてるんですか?」
僕は質問した。声がかすれている。
「そうだよ。この子は身体中が感じるんだ」
「くすぐったいだけ」
そいつが言った。初めてちゃんと声を聞いた。友達の声と似ていた。
(やっぱり、タメくらいなんだ)
疑っていた訳じゃないけど、声を聞いて本当なんだと思った。
「だったら、なんでここはこうなるんだ?」
そいつのちんこは完全に勃起していた。その先を男の人が触る。その手を僕の前に差し出した。男の人の指先が濡れていた。
「こんなに先走り出てるんだから、感じてない訳がない」
僕に言った。僕は頷いた。
「見せるなよ」
一瞬、そいつが顔を覆っていたシーツをずらして僕等を見た。すぐにまた顔をシーツで隠す。
「感じてるくせに、ねぇ」
男の人が僕に同意を求める。
「気持ち良さそう」
「だろ」
すると、そいつはシーツにくるまって俯せになった。
「もう・・・」
シーツの奧から少し不満そうな声がした。男の人がベッドに上がる。そいつの太もものあたりに馬乗りになって、シーツの下に手を入れた。そいつの背中と脇腹を撫でる。
「ああっ」
そいつがまた身体をひねる。
「気持ちいいんだろ?」
そう言いながら、撫で回す。
「ああ・・・気持ち・・・いい」
最後は小さな声だった。そいつは男の人の手に反応して身体を仰け反らせ、喘いでいる。僕とタメなのに・・・そんな姿に凄く興奮する。
男の人が、そいつの腰を掴んで少し引っ張った。そいつは四つん這いになる。シーツは頭をかろうじて隠している。
「ほら、完全に勃起してる」
男の人がそいつの股間を覗き込んで僕に言った。
「見てみる?」
僕は躊躇する。正直、間近で見てみたい。でも、近づくのは少し怖い気がする。
「せっかくこうやって来たんだから、見ないともったいないよ」
それもそうだ。僕は椅子から立ち上がって、男の人の横に回り込んだ。ベッドに手を突いて、そこを覗き込む。ちんこがお腹にくっつく程勃起している。亀頭がほとんど出ている。その先から先走りがシーツまで垂れていた。
「すげっ」
僕は息を飲んだ。男の人が、ちんこを掴んで軽くしごく。ちんこの先から先走りが玉になって滴り落ちる。それを指ですくって、亀頭に塗り付ける。そのまま指で亀頭を刺激した。
「あぁ」
そいつの腰が動く。
(気持ちいいんだ・・・)
男の人がもう一方の手でそいつのお尻の穴を触る。指を舐めて、それを少し押し込んでいる。
「うっ」
指の先が少し入った。
「君、悪いけど、そこのローション取ってくれる?」
ベッドの向こうの小さなテーブルの上に、ローションの大きなボトルが置いてあった。それを男の人に渡す。男の人は、その中身を少し指に付けた。
「入れるよ」
そいつに言ったのか、僕に言ったのかは分からない。でも、僕はその指を見つめる。指はそいつのお尻の穴の周りを2周くらいした後、穴の中心に押し付けられた。少し指を動かしながら、押し込む。穴に指が入って行くのが見える。
「うわ、すげ」
「ん・・・」
僕とそいつが同時に声を上げる。男の人が指を奧まで入れる。そのまま少し出し入れする。
「君も入れてみる?」
「えっ」
男の人がそいつから少し離れた。
「いいよ、入れても」
(ど、どうしよう)
正直に言えば、凄く入れてみたい。でも、僕には何もしない約束だ。それはつまり、僕も何もしないってことじゃないんだろうか。
「指入れて、ちんこしごいてあげなよ。君には何もしないから」
「え、いいんですか?」
「もちろん」
また僕は唾を飲み込んだ。男の人がベッドの隅に移動した。
「ほら、ベッドに上がって」
僕は促されるままに、ベッドに上がって四つん這いのままのそいつの後ろに座った。目の前にお尻の穴がある。その下に玉がぶら下がっている。僕はベッドの上のローションを取ろうとした。
「付けなくても大丈夫だよ」
男の人が言う。僕は右手の人差し指を立てて、指先をそいつのお尻の穴に近づけた。
ローションでヌメヌメと光っているお尻の穴に指を押し当てる。すると、力を入れなくてもヌルッと指が入っていく。
「あぁ」
そいつが声を出した。
「あ、ご、ごめん」
僕は慌てて指を抜く。
「いいよ。もっと入れてあげて」
男の人が言う。また指を入れてみる。
「うぅ」
今度は少し腰を引く。
「あ、ごめん、痛かった?」
「大丈夫、平気」
本当に友達と話してるみたいだ。そのまま指を奧まで入れてみる。
「暖かいんだ」
「ちんこもしごいてあげて」
そう言われて、僕は左手でそいつのちんこを握った。そこは熱いくらいだ。2,3度しごく。
「あぁ、気持ち、いい・・・」
「君に指入れてもらって、しごかれて気持ちいいって」
僕は、今、こいつとしてるんだ・・・ズボンの中でちんこがぎんぎんになっている。たぶん、先走りもこいつと同じくらい出てると思う。
「指、2本にしてみようか」
「え?」
「一回抜いて」
言われるまま、僕は指を抜いた。
「指2本出して」
人差し指と中指を出す。男の人はそこにローションを垂らした。
「入れてあげて。少しゆっくりね」
指を穴に沿わせる。ゆっくりと差し入れる。さっきよりは少し抵抗を感じる。でも、指は入っていく。
「あん」
指2本が根元まで入った。また左手でちんこをしごく。皮を亀頭に被せる。そのまま、皮の上から亀頭を指でぐにゅぐにゅと刺激する。
「ああっ」
そいつの腰がビクッと動く。お尻の穴に入れている指が、ぎゅっと締め付けられた。
「感じてるよ」
男の人が言う。
「どこが気持ちいいんだ?」
「ち、ちんこ、気持ちいい」
僕がぐにぐにしているところだ。僕が気持ち良くしてるんだ。そう考えるとますます興奮する。
「お尻も気持ちいい」
さっきから、お尻の穴に入れた指が締め付けられたり緩んだりを繰り返している。
「そろそろ掘られたいんじゃないか?」
シーツを被ったままの頭が上下に揺れた。
「ちょっと下がってくれる?」
男の人に言われて、僕はそいつから少し離れてベッドの端にあぐらをかいた。その人がガウンを脱ぐ。大人のちんこが勃起している。
「うわ、でかっ」
男の人のちんこは、僕やそいつのちんこの2倍くらい長くて太い。こんな大きいのが入るんだろうか・・・
「入るんですか?」
「見ててごらん」
男の人はそう言うと、ちんこにローションを垂らし、それを手で伸ばして、そいつのお尻の穴に押し付けた。
「いくぞっ」
男の人が腰を前に押し出した。そいつのお尻の穴が広がる。男の人のちんこが入っていく。
「ああっ」
少し小刻みに前後させながら、ゆっくりと奧に進んでいく。根元まで入るのに時間は掛からなかった。
「うわ、すげぇ」
そのまま、男の人は腰を動かし、そいつに打ち付ける。それにあわせて、そいつが声を出す。
(これが、喘ぎ声ってやつなんだ)
二人の身体が揺れる。お尻の穴に太いものがずん、ずんと出入りしている。そいつのちんこも揺れている。先走りが大量に垂れて、シーツに染みになっている。いつのまにか、僕はズボンの上から勃起したちんこを擦っていた。
「あぁ」
そいつが身体を震わせ、頭を振る。いつのまにか、頭を隠していたシーツが落ちてしまっている。でも、そいつも、男の人も、僕も気にしていない。僕は、二人が繋がっている部分だけを見ていた。穴を押し広げるようにして入っていく男の人の大きいちんこ。それを受け入れるそいつの穴。いつのまにか、僕は二人ににじり寄って、そいつのちんこを握っていた。男の人の動きに合わせてそれをしごく。夢中だった。
(オナニー、したい!!)
僕は何もしないっていう約束だった。でも、もうどうでもいい。今すぐ僕も裸になって、オナニーしたい。そう思って、立ち上がって服を脱ごうかと思った瞬間だった。
「あ、いくっ」
そいつが声を上げた。そいつのちんこを握った手に、そのちんこが一瞬脈打ったのが伝わる。そして、そいつは射精した。僕にしごかれながら、男の人に入れられながら、そいつは射精していた。
「うわ、すげっ」
そして、僕はそいつの顔を見た。そいつも僕の顔を見た。
「えっ」
「あっ」
二人同時に声を上げた。そして、二人同時に固まった。
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