雪がのどかな田舎町を美しく彩っている。その小さな家の窓からは、暖かい光が漏れていた。
窓からのぞき見ると、その外観に比べて家の中は異常に広い。その広い家の中で、少年達が集まって何かをしている。
「Ho−Ho−Ho!」
その中心から野太い声がする。
「ほら、次、お前」
誰かの声がした。少年の声。一人の少年が上半身を倒す。やがて、何かをすすり上げるような音がする。
「Ho−Ho−Ho!」
またあの声がした。
「やっぱり、お前の方が上手いな」
少年達の中心で男が言った。男は大きなテーブルの上に全裸で仰向けになっている。突き出た腹、赤ら顔、そして、白い髭。その男の屹立したペニスを少年の一人が口に咥えていた。
「Ho−Ho−Ho!」
男がペニスを咥えている少年の頭を股間に押し付ける。
「ふぐっ」
少年が苦しそうに呻く。が、彼等を取り巻く他の少年達は何もしない。ただ、見ているだけだ。
「うぐ」
ペニスを咥えている少年が、男の太ももに手をついて、頭を押さえ付けている手から逃れようとする。
「だめだ」
男が言った。
「うぐっ」
少年は男の太ももを叩く。が、男は頭を押さえ付け続ける。
「うごっ」
少年は何度も太ももを叩く。やがて、その手から力が失われる。少年は動かなくなる。
「ふん」
男は少し顔を持ち上げて股間の少年を見る。頭は押さえ付けたままだ。
「逝ったか」
そして、腰を突き上げる。少年の頭が揺れる。手を離すと、少年は床に崩れ落ちた。
「邪魔だからあっちに運んでおけ」
男が言うと、それまで見ているだけだった他の少年達が、倒れた少年の手足を持って、その体を引きずり、部屋の隅へと運んでいった。
「次は誰だ?」
男が言うと、残った8人の少年達がお互いの顔を見つめ合った。やがて、7人が一人の少年を見つめた。彼等の中で一番小柄な少年だ。
「僕・・・です」
皆に見つめられた少年は、渋々という感じで口を開いた。男が顔を上げる。その小柄な少年に向かって両手を差し伸べた。
「はい」
小柄な少年は手を伸ばし、男の手を握る。男が少年を自分の体の上に引き上げる。少年は、男の体の上に立つと、着ていた服を脱いだ。
全裸になった少年が、男の上にしゃがみ込む。他の少年が男のペニスを掴み、それを跨がった少年の露わになったアナルにあてがう。男は何も言わない。他の少年達も何も言わない。跨がっている少年も何も言わない。誰も何も言わない中、男の上で少年が自らの尻に手を掛け、そこを開きながら、男のペニスの上に座り込んだ。
「うっ」
少年のアナルに男の太いペニスが触れる。少年はさらに腰を落とす。
「くっ」
少年の顔が苦痛に歪む。
「んん」
しかし、少年はさらに腰を落とす。
「っく」
手で尻を広げ、穴を広げる。
「うぅぅぅ」
苦痛で顔を歪め、呻きながらも男の太いペニスを受け入れようとする。
と、男が何も言わずに腰を突き上げた。
「うがっ」
男のペニスが少年のアナルを貫いた。
「うぅぅ」
少年は男の腹に手をつき、眉間に皺を寄せてその痛みに耐える。
「ほら」
男がまた突き上げる。
「ぐぁ」
男の上で少年が首を左右に振る。
「まだまだこれからだぞ」
男が言う。少年は、男にアナルを引き裂かれながら、周りを取り巻く7人の少年達を見回す。7人は、その少年と目を合わせようとしない。少年は諦めたように、さらに腰を落とす。
「うぅぅ」
男も突き上げる。それを繰り返す。長い時間が掛かったが、ようやく少年のアナルは男の太いペニスを根元まで受け入れた。男の股間は少年の血に染まっていた。
「ほら、動け」
男は上に乗っている少年に命じる。少年は顔を歪めながら、男の上で体を動かす。グジュグジュという音が拡がる。周りで見つめている7人が目を逸らす。
「Ho−Ho−Ho!」
男が大きな声を出す。
「うがぁ」
動きながら少年が苦痛で叫ぶ。
「痛いか?」
男が尋ねる。少年は答えない。男は突き上げる。
「うぐっ」
「痛いか?」
男が再び尋ねた。
「痛い・・・です」
「そりゃ、最高だ」
男が満足げに笑う。
「Ho−Ho−Ho!」
男が雄叫びのような声を出す。
「この・・・変態親父が」
周りで見ていた7人の中の一人が小さな声でつぶやいた。
「んん、誰だ?」
男が腰の動きを止め、周りの少年達を見回す。
「誰だ、今言った奴は」
股間に跨がっていた少年を突き飛ばす。
「言わないなら、全員同罪だ」
男が立ち上がる。その股間は血に塗れている。
「どうせ、みんなされるんだろ」
一人が言った。
「ほお。なにをされると言うんだ?」
男はそのまま、その少年の前に立つ。
「どうせ、僕等全員いたぶられるんだ」
別の誰かがつぶやいた。
「Ho−Ho−Ho!」
男が笑った。
「その覚悟が出来てるって訳だ。じゃ、全員壁に手をついて並べ」
男が命じると、少年達はそれに従った。
「なにしてる、お前もだ」
先ほど男に跨がり、その太いペニスでアナルを引き裂かれた少年は床にしゃがみ込んでいた。男に命じられ、のろのろと体を起こす。床に血が滴り落ちていた。
「全員、ケツを突き出せ」
男のペニスで窒息させられ、息絶えた一人を除いて、8人の少年が男の前に尻を突き出した。
「まず、お前だ」
アナルから血が滴り落ちている少年の尻の前に男がしゃがみ込んだ。
「い・・・いや・・・」
少年が小さな声で懇願する。男はそんな少年の、血にまみれたアナルに両手の指を突っ込む。
「うっ」
少年が小さく呻く。男はそのアナルをこじ開けるように、両手を開いた。
「ぎゃああぁぁぁ」
少年のアナルが大きく裂けた。真っ赤な血が流れ落ちる。
「次だ」
次の少年の尻の前に移動する。そして、そのアナルに腕を無理矢理突っ込んだ。
「ぎやぁ!!!」
悲鳴を上げる。この少年の尻からも血が滴る。それがあと6回繰り返される。床に滴った血が、壁際にある小さな溝に沿って流れ、部屋の隅の30センチ四方程の一段低くなった所に溜まっていく。さらに男はアナルを引き裂く。ペニスを突き入れ、腕を入れる。そうやって少年達の体を引き裂き、血を搾り取っていった。
「こんなもんか」
男はその行為を止める。壁のフックに掛かっていた白いコートを手に取る。
「ほら」
苦痛で呻いている少年の一人にそれを差し出した。
少年はのろのろと動く。尻の痛みをこらえながら、ひょこひょこと男に近寄り、そのコートを受け取る。部屋の隅に行き、しゃがみこんだ。一段低くなった血溜まりの中に白いコートを浸す。コートが血で真っ赤に染まる。コートを動かし、広げ、畳んで、まんべんなく赤い色になるように浸していく。全体がほとんどムラなく真っ赤に染まったところでコートを広げ、男に見せる。
「まぁ、いいだろ」
男が頷く。少年はそのコートをハンガーに掛け、壁のフックにぶら下げた。
「Ho−Ho−Ho!」
男が笑う。少年達は壁際で、ある者は尻を押さえ、ある者はしゃがみ込んでいる。
「こいつは今年は役立たずだったな」
床で息絶えている少年に近づく。その少年に向かって手をかざした。
「ぐほっ」
少年が息を吹き返した。
「お前は何の役にも立っていない」
男がその少年の腹を蹴り上げる。
「がはっ」
少年の体が一瞬宙に浮く。それを何度も繰り返す。やがて少年は四つん這いになり、部屋の隅に這っていく。そこで血を吐いた。
「ほら、これだ」
男がその少年に向かって白い物を投げた。帽子だ。少年はそれを血だまりに浸す。赤く染まる。
「よし、これで今年の準備はOKだ」
再び少年達を壁に沿って並ばせ、順に手をかざしていく。彼等の出血が止まり、引き裂かれたアナルが元に戻っていく。
「よし。いいぞ。Ho−Ho−Ho!」
男が部屋から出て行った。少年達は床にへたり込んだ。
「いつものこととはいえ・・・」
疲れた様子で少年の一人が言った。
「僕等、ずっとこのままなのかな」
別の少年が言う。
「僕等も死ねたらいいのに」
「せめて、歳取れたらなぁ」
口々に言う。
「でも、去年よりはマシだったかな」
一人が腕を擦りながら言った。
「去年は腕、引き千切られて」
「言うな。思い出したくもない」
「みんな、バラバラにされたもんね」
「そうやって、あれ作って」
フックに掛かっている、赤く染まったコートを指差す。
「それで、世界中の子供達にプレゼント配って善人面して」
「悪趣味だよね」
「悪趣味っていうか・・・悪魔だよ」
「そうそう」
ゆっくりと立ち上がる。
「もうみんな大丈夫?」
一人を除いて頷く。
「僕は・・・」
サンタクロースの上に乗っていた少年だった。
「その・・・」
言いにくそうにする。
「少し気持ち良くなりかけてたんだろ? 分かってる」
皆でその少年を取り囲んだ。四方から手が伸びる。その少年の乳首を、ペニスを、アナルを弄ぶ。
「ああ・・・」
小さな声を出す。誰かが軽くキスをする。
「んんっ」
少年がその相手の首に手を回して引きつけようとした。が、その手を止められた。
「続きはあいつにしてもらえ」
少年を弄んでいた手が一斉に離れて行く。
「うん、分かった」
全裸の少年が頷いた。そのペニスは勃起し、ビクビクと震えていた。 |