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3.
私はとあるホテルにいた。広めの部屋に二つベッドがある。そのどちらのベッドの上でも、全裸の男が数人交わっている。ソファでも一組あえいでいる。
友人が定期的に開催する乱交パーティーに、時々参加させてもらっていた。時には私のかわいいペットを連れてくることもあったが、今日はあいつは友人とどこかに旅行に行っている。残念ながら今回は一人で参加だ。
こういう同好の士が集まる場に来ると、思わぬ出会いがあったりする。これまでにも昔付き合った相手と出くわしたことは何回かある。今回もそうだ。数年前、まだ彼が高校生だった頃に付き合っていた青年が参加していた。彼は最初から私に気付いていた。目があった時に軽く会釈をしてきた。私としては、あまり過去の関係を云々したくなかったので、頷き返す程度に留めたが、途中でお互い体が空くと、彼の方から私に近寄って来た。
「お久しぶりです」
「やあ。覚えててくれたんだ」
今は・・・たぶん大学生くらいだろう。あの頃からかわいい顔をしていたが、今でもその面影はある。こういうところではきっと相手に不自由しないだろう。
「今もこういう所に来るんだ」
「いや、たまに・・・やりたくなるときがあるじゃないですか」
そう言って笑う。
「彼氏とかいないの?」
「いや、いるんですけど・・・たまには、ね」
それからしばらく昔話に花が咲く。私が彼と付き合ったのは確か彼が高校1年の時だ。彼を男に目覚めさせたのが私だった筈だ。
「そうですよ。感謝してます」
しかし、あの頃は私の相手ということで、ウケ専門だったはず。そんな彼だが先ほどからタチをしている。
「今はどっちも有りですよ。まあ、彼氏が年下なので、彼氏とするときはタチメインですけどね」
そして、私の耳に口を寄せた。
「俺の彼氏、中学生なんですよ」
「ほぉ」
「機会があったら紹介しますね」
相手の好みも含めて、すっかり私に染められてた、ということか。もっと詳しく話を聞きたかったが、彼は他の男に誘われてベッドに上がる。そこでまた誘った男にバックから挿入していた。
私は私で別の男と一戦交え、また少し休憩する。さっきの彼がスマホを持って近寄ってきた。
「よかったらメアド交換しませんか?」
断る理由はない。私達はメアドを交換し、その後、私は彼のアナルに挿入した。

*****

 
コバが風邪で学校を休んだ日、俺は一人で塾に来ていた。講師の先生にはスマホからメールで"今日は小林君は休み"って連絡しておいた。だから、塾での時間が終わった後、俺と先生は自習室の一番奥の鍵のかかる部屋に二人でいた。自習室にはまだ二人残っている。そいつらのことを耳を澄ませて気にしながら、先生は俺の頬をなで、その手を顎に掛ける。顎を掴んで先生に引き寄せられる。俺は目を瞑る。先生が俺にキスをする。俺が口を開くと、先生は離れる。
(まだいるからだめだよ)
先生の目がそう言う。俺のちんこはもう勃っている。きっと、先生のもだ。でも、今はまだだめ。先生の手が俺のシャツの下から入ってくる。肌を直接触られる。その手が胸の方まで上がってきて、軽く乳首を摘まむ。
(ん・・・)
声が出そうになるのをこらえる。それが分かっている先生は、すぐに乳首から指を離す。手が下がってきて、ズボンの中に入る。毛の辺りを触られる。もう少し下を触られたい。でも、そこを触られたら声を抑える自信がなかった。
と、椅子の音がした。俺と先生は動きを止める。しばらくするとドアの音。一人は帰っていったみたいだ。あと一人。そしたら、俺と先生二人だけの時間になる。
もう一人が帰る頃には、俺は上半身裸にされていた。体に唇を押し付けられ、あえぎ声も少し漏れていたかもしれない。テーブルの上に横たわり、靴を脱いで、靴下も脱がされている。足の指を舐められる。もう、我慢が出来ない。
ようやく、椅子の音がした。ドアが閉まる音がすると、先生は俺達がいた部屋のドアを開けて、自習室にもう誰もいないことを確認した。自習室のドアに内側から鍵を掛ける。そして、俺と先生は激しくキスをし合った。

コバと一緒にこの塾に通うようになってもうそろそろ1年くらいになる。まだ最初の頃に、俺は先生に誘われた。コバには内緒で会うようになって、先生の家に遊びに行くようになった。そして、俺達は関係を持った。いつもは先生の家で、でも、今日は塾の自習室で。いつもならコバと一緒に座る席がすぐ近くにある。そんなすぐ近くで、コバが知らないことをしている。俺の目の前に先生がちんこを突き出す。俺はそれを舐める。口の中で舌を動かして、先生のちんこに絡ませる。これまで何回も舐めたちんこ。何回か口の中に精液を出されたこともある。そして、飲んだことももちろんある。でも、今日は口の中には出さない。俺は机の上に仰向けになる。先生が足を抱えて俺のアナルに入ってくる。もう何回も入れられている。先生がキスしてくる。もう何回もキスしている。舌を絡ませ合い、唾液を交換する。
やがて先生が腰を俺に強く打ち付け始める。俺も気持ち良くなる。でも、なるべく声は出さないようにする。ここでもそうだし、先生の家でするときもそうだ。周りに声が聞こえないようにしながら、俺と先生は愛し合う。やがて、先生が俺の中に射精した。

先生とのセックスの後、自習室のいつもの席に座っていた。隣は、いつもならコバがいるところ。でも、今日は先生が座っている。目が合った。キスを交わす。
(まさか、ここで先生とこんな事してるなんて、コバには想像も出来ないだろうな)
何というか・・・ほんの少し、優越感のようなものを感じる。
「そろそろ時間だ」
先生が顔を離して言った。俺は立ち上がる。
「じゃ、先生、また」
何もなかったかのように、俺は自習室を後にして、家に向かった。


*****
 
数時間後、私のスマホにメールが届いた。さっきの彼かと思ったが、彼はまだベッドの上で誰かとしている最中だ。メールを見てみると、乱交友達ともいえる相手からだった。
『まだやってますか?』
近くにいるらしい。私は彼に来るように伝え、主催者に一言耳打ちした。
「巨根が来るよ」
時間が遅くなるにつれて参加者にウケが増えていたようで、主催者は喜んで歓迎してくれる。
すぐに彼はやって来た。ごつい筋肉質の体にぶら下がる巨根。すぐに彼の周りに人が群がる。主催者が缶ビール片手に私のそばに来た。
「なかなかいい体してるね、あの人」
「デカいから人気者だな」
私にビールを手渡し、笑いながら話をする。
「欲しがる奴が多くて大変そうだ」
「なに、あいつ絶倫だから大丈夫だろ」
早速誰かの足を抱えて腰を突き動かしている。相手は誰かと思ったら、さっきの私の元彼だった。
「あっちも知り合い?」
さっき話しているのを見ていたのだろう。
「ああ、昔の元彼」
「へぇ。いい男知ってるね」
羨ましそうに私を見た。
「次の時も言ってくれたら声掛けるよ」
そう言ってやると、主催の彼は嬉しそうに頷いた。

明け方近くになると、さすがに場が落ち着いてきた。私の元彼と巨根の彼は、気が合ったのか何度かやったようだ。今はソファに座って話をしている。私はそんな二人をベッドに呼んだ。
「二人とも、両方出来るんだよな」
元彼が少し驚いて巨根の彼を見る。
「え、ウケも行けるんですか?」
私は巨根の彼をベッドに押し倒し、元彼に促した。
「入れてやって」
元彼が巨根の彼に挿入する。巨根の彼がいきなり大きなあえぎ声を上げた。
「うわ、見た目とのギャップすごいっすね」
その場にいた誰もがベッドの周りに集まった。巨根の彼は、参加者全員に見られながら、犯され、あえぎ、ところてんで射精した。

その後、何人かに回された後、二人して私のところに来た。そして、元彼が私に耳打ちする。
「こちらも中学生と付き合ってるそうですよ」
「そういえば、前にそういうこと言ってたっけ」
前に巨根君からは聞いていた気がする。
「そうですね、言いましたよ」
すっかり忘れていた。

*****

 
柔道の試合が終わって帰る道すがら、俺とコーチはとある駅近くで車から降ろしてもらった。一応、気分が悪くなったってことで、コーチがそんな俺を心配してしばらく休んで一緒に電車で帰るってことにして。
実際は違う。コーチはもともとこの駅のそばのホテルを予約していた。今日はコーチと一緒にそのホテルに泊まる予定だ。
ホテルの部屋に入ると、俺はベッドに押し倒された。ズボンとボクブリを脱がされる。コーチが足を持ち上げて、俺のケツの穴を舐め始めた。今日はコーチの言いつけで、試合の後のシャワーとか、体を拭いたりとかしていない。蒸れた臭いがしている筈だ。でもコーチはそんな俺の体を舐めまわす。コーチも服を脱ぐ。俺もシャツを脱いで全裸になる。コーチに抱き付かれる。少し汗ばんだ肌が重なり合って、じっとりとした感触だ。コーチが腕を上げる。俺はその脇に顔を寄せて臭いを嗅ぐ。汗臭くて、そして少し酸っぱいような臭い。脇を舌で舐める。脇毛を唇で挟んで、そこに付いていた汗を吸う。
両方の脇をじっくりと舐めた後、頭を股間に押し付けられる。臭いがきつくなる。脇毛と同じように股間の毛も舐め、玉を舐め、玉の付け根を舐めて、ちんこを舐める。コーチのちんこは巨根って言われる俺のよりデカい。そんなちんこを口に頬張る。しばらく舐めた後、コーチが俺の頭を更に押し下げて、自分の足を抱えた。俺はコーチのケツに顔を押し付けて、コーチの毛むくじゃらのケツの穴を舐めた。こってりとした味がする。コーチの味。舌を伸ばしてケツの穴の中に入れる。じっくりと舐め回す。そこから顔を離しても、鼻先でコーチの臭いがするような気がする。俺は自分の指を舐めて、それをコーチのケツの穴に入れた。指を抜いてその臭いを嗅ぐ。いい臭い。コーチの臭い。その指を舐める。もう一度繰り返す。コーチが俺をベッドに寝かせる。コーチが俺の顔の上に座る。コーチのケツの穴が俺の口のすぐ前だ。舌を伸ばしてコーチを舐める。コーチが俺のぎんぎんに勃起したちんこに触れる。
「ん・・・」
あえぎ声が出てしまう。コーチは俺のちんこの皮を剥いて、亀頭を親指で刺激する。
「あぁ」
そして、フェラされる。俺もコーチのを口に含む。口の中がコーチで一杯になる。奥まで咥えようとする。でも、根元までは到底無理だ。コーチが喉に押し付けてくる。コーチのモノをなるべく奥まで受け入れたいと思う。でも、口では無理だ。
「掘って・・・下さい」
俺はおねだりする。コーチは俺の顔を見て笑う。淫乱な奴とでも思ってるんだろう。でも、俺をこんな淫乱にしたのはコーチだ。そして、俺の中にコーチが入ってくる。
巨根を遠慮なしに入れてくるコーチ。でも、俺の体もそんなコーチを受け入れられるようになった。最初は痛いだけだったけど、今は俺も気持ち良くなれる。それどころか、デカい声であえぎまくる。
「そんなデカいのぶら下げた中学生が、男に掘られて女みたいにいい声で泣きやがる」
そういつも言われる。でも、それはコーチも同じだ。
コーチが俺の中でザーメンをぶっ放した。さて、攻守交代だ。
今度は俺がコーチの足を持ち上げる。毛むくじゃらの穴を舐める。そして、俺のをそこに入れる。
「おぉ」
コーチのケツの穴は、俺の巨根を簡単に受け入れる。俺は根元まで差し込んで、腰を動かす。コーチがあえぐ。俺と同じようにデカい声を出す。
「俺みたいな中学生に掘られて、そんなに気持ちいいんですね」
コーチを掘りながら言う。コーチが俺の背中に手を回し、体を引き寄せてキスをする。俺はコーチの乳首を指でつまんでぐりぐりと転がす。あえぎ声が大きくなる。
俺とコーチは二人とも巨根で、二人とも男に入れられてよがり泣く変態だ。俺をそんな風にしたのはコーチだ。このコーチに乱交パーティーとかに連れて行かれて、二人で掘り合ったり掘られ合ったりしているうちにこうなった。コーチの淫乱さ、変態加減はコーチの乱パ友達の中でも有名らしい。そして、俺も今や、コーチの淫乱ペットとして同じくらい有名になっているって話だ。

*****

 
「この人の彼氏も中学生だよ」
私を指し示しながら、巨根君が元彼に言った。
「そうですよね?」
私は頷いた。そう、私のかわいいペットも中学生だ。
「へぇ、やっぱりそうなんですね」
元彼が納得したように何度か頷いた。
「しかも、中学生を調教してるらしいよ」
「話したことあったっけ?」
巨根君とはいろいろなところでいろいろな話をしている。ひょっとしたら、ペットのこともそれなりに話していたのかも知れない。
「聞きましたよ。自慢してたじゃないですか」
「それは・・・すごいですね」
そうだったか。少し恥ずかしくなる。でも・・・

*****

 
そのおじさんとはネットの掲示板で知り合った。メールのやり取りで、僕がしたいことをしてくれそうな人だって分かったので、会ってみることにしたんだ。
あれから1年以上経つ。僕はすっかりおじさんの玩具になっていた。

月に2、3回、多いときは毎週、僕はおじさんに呼び出される。
おじさんの家だったり、どこかのトイレだったり、ホテルだったり公園だったり、あるいはハッテン場とかだったり。別に呼び出されるのが嫌な訳じゃない。むしろ楽しみにしている。おじさんの前でだけ、僕は本当の僕になる。みんなの知らない僕に。

おじさんは僕にいろんなことをしてくれる。普通にフェラとかアナルセックスとかの時もある。けれど、それだけっていうのは少ないし、僕もそれじゃ満足出来ない。家とかホテルだと、縛りとか鞭とかが加わる。僕はおじさんの前で全裸になって、体に縄を掛けられる。手足を縛られて僕はおじさんの人形になる。意思はあるけど、自分で体を動かすことも出来ない人形、自分の意思とは関係なく、おじさんにされるがままの人形だ。僕の太いちんこも紐で縛られたりする。まるで縛り付けることでそれ以上太くなるのを抑えるかのように、がちがちにきつく縛り上げられる。
そして、鞭打ちされる。それで僕は勃起する。ちんこに紐が食い込んで痛くなる。でも、それが気持ちいいから益々勃起する。それから蝋燭で責められる。ちんこを縛った紐の上から蝋を垂らされて、ちんこと紐が蝋で覆われる。浣腸されて、バイブやディルドを入れられて、お尻を責められる。僕が痛がったり辛そうにすると、おじさんは喜んでもっと責めてくれる。時にはおじさん以外の人も一緒に責めてくれたりもする。ホテルとか、ハッテン場とかだとそういうことが多い。ホテルで乱交して、そして縛られてみんなに責められるなんてこともある。そういうときはちんこは縛られない。むしろ、僕の太ちんを晒される。この体でこんな太いちんこ付いてて、そして虐められて先走り垂らして喜ぶ僕を、変態として晒すんだ。そうやってみんなに見られているだけで、もっと先走りが溢れてくる。気が付くと、僕の太ちんから床まで先走りが垂れていることもある。だから、そういうところで僕を知ってる人は、僕のことを太ちん君か、先走り君って呼ぶ。

これが、学校で学級委員をしていて、真面目でそれなりに成績の良い僕の本当の姿だ。もちろん、タグも、タイキも、その他の学校の友達も、先生も、塾の友達や先生も、家族も知らない。僕が本当はこんな変態だったなんて・・・

*****
 
今日の乱交パーティーで、こうして似たもの同士3人が集まったのには何か奇妙な縁を感じた。この3人なら、お互いの秘密を共有できそうな気がする。
私は思いきって提案してみた。
「今度お互いの彼氏も連れて、6人でするってのはどうだ?」
二人はすぐに話に乗ってきた。なにしろ、似たもの同士だからな。
とんとん拍子に話が具体化し、そして、その日を迎えた。
 
      


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