LINEの通知音で目が覚めた。枕元のスマホを手に取った。
『今日遊べる?』
冬樹からだ。
『お正月から暇してる』
続けざまにスマホのホーム画面に通知が出る。
(どうせやることないし)
通知をタップしてLINEを開こうとした。すると、また通知が来た。
『今から来い』
里田先生からだ。少し躊躇したけど、通知をタップした。
『今日は無理』
そう返す。
『分かった』
あっさりそう返事が来た。すぐに画像が送られて来る。
『じゃ、この画像をみんなに送る』
僕が全裸で里田先生のペニスをしゃぶってる画像だ。僕が咥えているところも、僕のペニスが勃起しているところもはっきりと写っている。
『今すぐは無理。1時間後に』
『30分後だ』
僕はベッドから起き上がった。
着替えて顔を洗ってトイレを済ませる。それでもう10分過ぎている。僕の家から里田先生のアパートまで歩いて20分くらい。僕は親には何も言わずに家を出て、早足で歩いた。
先生のアパートのインターホンのボタンを押す。すぐにドアが開いた。
「入れ」
先生がドアを開ける。靴を脱いで上がる。先生が僕を部屋に連れて行く。
「来たぞ」
他に二人いた。
「これがなんでもやらせる中学生か」
「へぇ、いいねぇ」
先生と同じくらいの年齢の男だ。
「現役の中学生か」
僕をじろじろと見る。
「やりがいがありそうだな」
先生が僕のズボンのポケットからスマホを抜き取った。
「返せっ」
僕はその腕を掴んだ。
「これは預かっておく。心配しなくても、満足したら返してやるさ」
先生が言った。
「ほら、なにしてる。脱げ」
初対面の男が当然のように僕に命令した。
全裸になった僕の体に縄が掛けられる。それを男が縛っていく。なんだかチクチクする。体が蹌踉けるくらいにきつく引っ張られ、縛られる。
「腕出せ」
強く握られ、引っ張られる。
「目、瞑れ」
その通りにする。腕に痛みを感じた。目を開けると何かを注射されている。
「な、なに?」
注射していた男はその質問を無視した。
「なにしたんだよ!」
叫んだ。でも、何も言わなかった。
しばらく誰も何も言わなかった。
なんだか僕の胸がドキドキする。喉が渇く。少し、熱い。
「ほら、こっち向け」
言われるまま顔を向けた。僕にスマホが向けられている。シャッター音がする。
「目がキマッてる。やらしい目だな」
「まだまだこれからだよ」
先生が言った。
「こいつはどこまで感じるんだ?」
男が僕の後ろから僕の乳首を摘まんだ。
「ああっ」
体がビクッと動く。
「へえ、中学生なのに乳首感じるんだ」
両方の乳首を指で強く摘ままれる。
「うう」
痛み。その奥にピリピリとした何かを感じる。
「勃起しかけてる」
別の男が言う。なんだか、声が遠くから聞こえる気がする。
先生が僕の前に立ち、僕の頬を両手で押さえ、キスしてきた。
「んん」
「舌を出せ」
一旦口を離して僕に言う。舌を出した僕の口に吸い付いてくる。
「やらしいな」
「勃ってる」
僕を見ている。僕を観察している。
「こいつ、拒否ってたんだろ?」
「まあな。でも、小学生の時にもうセックス大好きになってたからな」
「そうなのか?」
男の一人が僕に尋ねる。それは確かにその通りだった。でも、僕の望んでいるセックスはこういうセックスじゃない。
「違う」
すると、頬を叩かれた。それなのに僕の体に電気が走る。
「嘘を言うな。お前はセックス大好きだろうが」
先生が僕の両手を握り、捻る。背中に回され、手も縛られた。
「ほら、これはなんなんだ」
僕の勃起したペニスをひっぱたく。
「うっ」
僕は腰を引く。
「こんなに勃起させといて、なにが違うだ」
僕の頬を掴んだ。
「ほら、言えよ。セックス大好きです、犯してくださいって」
先生がにやにやしながらスマホをずっと構えている。
「ほら、谷原にバラされたいのか?」
後ろの男が僕のお尻に手を掛ける。
「セックス大好きです。犯してください」
後ろの人がお尻の丸い膨らみに掌を添えて動かす。指が割れ目に沿って動く。指先が僕の穴に触れる。
「うう」
体が熱い。なんだか頭がくらくらする。
「ほら、入れてくださいって」
その声が水の中で聞こえているみたいだ。
「入れて・・・ください」
指が僕の穴に押し付けられる
「ほら」
先生がその男にローションを渡した。指にローションが垂らされて、それが入ってくる。
「んん」
「簡単に入るな、さすが淫乱中学生だ」
「指じゃ足らないだろ」
段ボール箱をひっくり返して、その中に入っていた物を床にぶちまける。大小様々なディルドと赤いろうそく、その他見たことがないような物が足下に転がってくる。
「どれから遊ぶ?」
それらを足で僕の足下に寄せる。
「じゃ、これとかどうだ?」
銀色の細い棒のような物だ。
「いいね。ケツはもうやり慣れてそうだし」
その銀色の細い棒にローションが塗られた。僕のペニスが握られる。
「ここで遊んだことはあるのかな」
男が僕の顔を見た。僕の顔を見ながら、その棒を僕の尿道口から差し入れた。
「うっ」
冷たい感触のそれが入ってくる。僕のペニスの奥に入っていく。
「よし、それじゃあ」
男が僕のペニスを強く握り、その棒を出し入れする。
「ううっ」
ペニスの中でそれが動く。変な感じ。まるで、お尻の代わりにペニスを犯されている感じだ。
「これくらいは平気みたいだな」
「じゃ、次これ」
同じような物を僕の顔の前に突き出した。でも、さっきのより太いし、さらに太く、瘤みたいになっている部分が5つあった。その瘤は、根元の方に行くに従って太さが増している。
「さあ、これはどこまで入るかな」
さっきの棒を抜いて、それを差し込んだ。
「うぐっ」
ペニスの中が拡げられるのを感じる。最初の瘤が入ってくる。
「ううっ」
少し痛みを感じた。そのまま押し込まれる。二つ目の瘤も入ってくる。
「うぐ」
少し腰を引いた。
「逃げるな」
男が僕のお尻を平手で叩く。腰が前に動く。と同時に次の瘤が押し込まれる。
「うあっ」
「いけるな」
さらに押し込まれる。4つ目の瘤が入ってくる。
「い、痛い」
無理矢理拡げられている。でも、体の奥がじんじんしている。
「ほら、どうした。まだまだいけるだろ?」
男はそれを押し付ける。5つ目の瘤が入口をこじ開ける。
「ぐあぁ」
痛みに体を捩る。
「動くな」
さらに押し付けられる。それが入って来る。体の奧から何かが湧き上がる。
「うぅぅぅ」
棒が根元まで押し込まれた。その状態でペニスを扱かれる。
「ほら、自分で扱いてみろ」
片手を解放される。それでペニスを掴む。ペニスの裏のところに、ぼこぼことあの瘤が入っているのを感じる。
「ああ」
声が出た。
「感じてるのか」
誰かが言う。自分でも分からない。ペニスの中の違和感と瘤の異物感。それが一つに混ざり合っている。
また僕の手が縛られる。男の手が僕のペニスを握って扱く。ペニスの棒を出し入れする。指がお尻の穴に出入りする。別の男がキスしてくる。口とペニスの外側と内側、お尻の穴、四ヶ所を同時に犯される。
「ううぅ」
棒の動きが速くなる。お尻の指がもっと太い物に変わる。前と後ろで動く。前と後ろで僕の体に入ってくる。出入りする。奥までまた入る。
ペニスに棒を刺されたまま、四つん這いにされる。今度は口にペニスが入ってくる。アナルにも、たぶん誰かのペニスが入っている。ペニスと口とお尻を犯されている。
「ああ・・・」
涎が出ている。
「気持ちいいんだろ?」
「は・・・い」
僕の意識の外から僕の声が言う。そんな僕を先生がスマホで撮影している。誰かが棒が入ったままの僕のペニスを扱く。棒を出し入れする。痛さと気持ち良さ。前と後ろ。僕は両方同時にされている。
「ふぅ」
息を吐く。ペニスの棒が抜かれる。
「いやらしいガキだな」
それを目の前に突き付けられる。透明のものがその棒の瘤にまとわりついている。
「汁、出っぱなしだ」
またペニスにその棒が差し込まれた。
「いっ」
奥まで入れられた。さっきよりも痛くない。さっきよりも気持ちいい。その棒を抜き差しされる。その動きがだんだん速くなる。お尻のペニスの動きも、口に入れられたペニスの動きも速くなる。
「うごっ」
喉の奥を突かれる。ペニスの棒もずぶずぶと出入りする。お尻ももちろん奥まで掘られている。
「ほら、イくぞ」
まず、口の中に射精された。
「こっちもイくっ」
次はお尻だ。でも、イった後もそのまま掘り続けられる。
「ああ」
ペニスが気持ちいい。お尻も気持ちいい。
「イき・・・そう」
その瞬間、僕のペニスから棒が一気に引き抜かれた。
「うがぁっ」
射精と同時に痛みがペニスを襲った。そして、精液がどろっと溢れ出た。
「大した中学生だな」
僕は涎を垂らしながらアナルに太いディルドを突っ込まれていた。それは里田先生のペニスの倍くらいの太さだ。それでズボズボとアナルを奥まで犯されている。
「いい玩具持ってるじゃないですか、里田先生」
「いや、俺が遊んでた頃は、ここまでじゃなかったからなぁ」
先生が僕の前に立った。僕の視界が歪んでいる。先生のペニスがゆらゆらと揺らめいている。僕の体がそれに口を寄せる。そのペニスにしゃぶりつく。
「あの頃は、普通にセックスの玩具にしただけだったけど、その後、ちゃんと自分で淫乱に成長したんだよな、五十嵐は」
「は・・・い」
僕は先生のペニスを咥えたまま返事する。ずっと頭がぼんやりとしている。ぼんやりした頭で、もう、どうでもいいと思った。僕は元々里田先生の玩具で、今もそうされている。それが僕の運命なんだって。
片足を上げて、それに腕を回して抱える。
「お、入れて欲しいのか?」
太いディルドが抜かれる。誰かのペニスが入ってくる。
「ああ」
それが僕の中をかき回す。
「うう」
涎が垂れる。それをすすり上げる。
「涎垂らして喜んでる」
その顔にスマホを近づけられる。
「ほら、気持ちいいんだろ?」
「気持ち、いいです」
言われるがまま答える。その自分の声がこもって聞こえる。本当に気持ちいいのかどうかなんて分からない。使われている。入れられている。精液まみれにされている。
「潰し甲斐のありそうな玩具だな」
声がした。
口の周りを何かが覆っている。ゴムの匂い。口の中に何かが入っている。金属のような味。僕は開口マスクを着けられている。
男達はテーブルで食事をしていた。僕はそれを部屋の隅で座り込んでぼんやりと見ていた。視界はゆっくりと揺れている。ペニスはずっと勃起している。手は背中で縛られたままだ。ゆっくりと視線を下げる。乳首にも何か付いている。股間の毛がなくなっていた。
「目、覚めたみたいだ」
誰かが僕を見て言った。もう、顔がよく分からない。
「腹減ったか?」
僕に近づいて来た。お皿を持っている。
「ほら、お前の分だ」
そう言いながら、男が皿を傾ける。皿に乗っていた食べ物・・・お寿司のような食べ物が床に落ちた。
「ああ、済まないな」
男がそれを足で何度か踏み付ける。指ですくい取る。
「ほら、食え」
僕の口に着けられたマスクの、口に入っている金属の管のような部分のフタを取る。まるで洗面所の水を溜めるときに使うようなゴムの栓だ。そして、口に入っている管から、あの落として踏み付けられたお寿司の残骸が押し込まれる。
「うぐっ」
夢から覚めたような気がした。口に入ってくるけど、歯は金属の管に当たっているから噛むことが出来ない。
「ほら、まだまだあるぞ」
別のお寿司を持ってくる。目の前でそれを男が自分の口に入れて皿に吐き出す。それを管から僕の口に入れる。
「うごぉ」
首を振り、舌で押し出そうとした。男が管にゴムの栓をする。
「おごっ」
押し出せない。飲むしかない。必死でそれを飲み下す。そんな僕の様子を男がしゃがんで間近で見ている。
「食ったか?」
何とか口の中のものを飲み込んだ僕を見て言った。
「じゃ、次は飲物だ」
男が立ち上がった。ズボンのジッパーを下ろし、ペニスを取り出す。僕の口から栓を外す。管にペニスを突っ込む。
僕の口におしっこが注ぎ込まれた。
「ごえっ」
咽せた。隙間からおしっこが漏れる。でも、僕の口にどんどん入ってくる。また咽せる。鼻から出て来る。
「ほら、飲めよ」
飲む。飲むしかなかった。
「ごくごく飲んでるよ、こいつ」
「そうか。まだまだお代わりあるからな」
先生達が笑いながら僕を見ていた。
部屋の電気が点けられた。たぶん、もう夜なんだろう。でも、あいつらは僕を使い続ける。顔のマスクは着けられたまま、手も縛られたままだ。鼻にも何か付けられている。口を閉じられない。鼻から息もしづらい。口から息をするしかない。だから喉が渇く。そんな僕に時々男達が代わる代わるおしっこを飲ませる。
陽良さんのおしっこなら飲んだ事はある。
あの時は、僕は自分から飲ませて欲しいって言って飲ませてもらった。
正直、おしっこはやっぱりおしっこだった。
でも、こいつらのはそれ以下だ。ただの気持ち悪い何か。それでしかない。それなのに、喉と口が渇ききった今の僕はそれを欲している。そんなものでも美味しいと思ってしまう。陽良さんのおしっこですら美味しいとは思えなかったのに、こいつらの気持ち悪いものを美味しいと思ってしまう・・・・・
「ほら」
また栓を外される。男が咥えていたタバコをそこに入れようとした。
「火は消せよ。口のなか火傷されたら、この先の楽しみが減るだろ」
「そうだな」
男が僕の太ももにそのタバコを押し付けた。
「あぐぁ」
そこでタバコをもみ消し、吸い殻を僕の口の管にいれ、栓をした。
「吸い殻入れだな」
「ゴミ箱だろ」
先生が立ち上がる。キッチンに行き、シンクの隅に置いてあった三角コーナーを持って来た。
「ゴミ箱の栓、開けてくれ」
僕は首を左右に振った。でも、男が僕の顔を掴んで栓を外す。
「ほら」
その三角コーナーに入っていた生ゴミを僕の口に押し込んで、また栓をされた。
「残飯どころか、生ゴミの処理までするなんて、豚以下だな」
何かどろっとした感触と嫌な臭い。吐きそうになるのを必死でこらえる。吐いたところでそれは僕の口から出ることはない。結局飲み込むしかないことは分かっていた。
あれからかなり時間が経ったと思う。
男達は僕を使い続ける。ペニスやディルド、その他入りそうな物は手当たり次第入れられて、そんなところを撮影される。僕が犯されているところを撮影される。生ゴミの処理をさせられているところを撮影される。
「結局、お前はこうなる運命だったんだ」
里田先生がおしっこを僕に飲ませながら言った。
(これが、僕の運命・・・)
その言葉が僕の頭の中で響いた。
「今年はいい年になりそうだな」
そう言いながら、また僕の腕に注射した。
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