お腹の痛みは、何度かトイレに行くと治まった。でも、あの二人がこれで終わりにするはずはない。案の定、部屋での夕食が終わると、二人が僕に言った。
「きー坊、お薬飲まないと」
「え?」
何のことか分からなかった。
「おばさんに言われてるよ、食後にお薬忘れないようにってね」
そして、雄輔が鞄から白い小さな包みを取り出した。
「ほら、飲まないと」
そして、僕は理解した。これは、この二人のご主人様の命令なんだって。なんの薬なのか分からなかったけど、僕はそれを受け取った、陽輔がコップに入った水を差し出す。二人に見守られながら、僕はその薬を水で飲み下した。
それからしばらく、光輝と陽輔、雄輔は携帯ゲーム機で対戦を、僕と義幸はなんとなくテレビを見ていた。やがて、対戦が終わって光輝が言った。
「も一回、お風呂行こ」
まぁ、温泉なので、一日に何回かお風呂に入るのは普通だと思う。でも・・・
「きー坊、行こうよ」
雄輔が僕の腕を取った。
「さぁ、早く」
陽輔がもう片方の腕を。
もう、僕には逆らえない。この二人は僕の体の変化に気付いていた。なんとなく心臓の鼓動が早くなって、そして、体がじんじんと熱くなっていた。腕を取られると、びりっと電気が流れるみたいな感じがする。そして・・・
二人はそれがわかっていた。僕の腕を取って、それをそれとなくさすっている。僕の体に電気が流れ、そして・・・勃起する。脱衣所に着くまでに、僕のちんぽは完全に勃起していた。手で押さえようとすると、両脇の陽輔と雄輔にそれとなく手を払いのけられた。僕は隠すことを許されないまま、脱衣所で服を脱いだ。
幸い、義幸と光輝は先に脱衣所から出ていった。僕と陽輔、雄輔の三人だけだった。僕は二人の前で、全裸で勃起したちんぽをさらしていた。
「うっ」
急に雄輔が僕のちんぽをフェラチオする。びりびりっと電気が体に走る。ほんのちょっと舐められただけで、僕のちんぽはびくびくと脈打つように揺れた。
「ほら、早く行かなきゃ」
そんな僕を見て、陽輔が言った。
お風呂に入っている最中も、ずっと勃起したままだった。陽輔と雄輔が、僕を無理矢理義幸や光輝の方に連れていく。そして、僕に隠さないように命令する。義幸は、すぐに勃起していることに気がついた。でも、目をそらしてなにも言わなかった。さっき義幸と僕がHしたことが、勃起していることに関係していると思ったんだろう。でも、光輝にはそんなこと関係ない。
「なに、お前、勃起してるじゃん」
他に誰もいない露天風呂で、光輝はでかい声を上げた。
「う、うるさい」
僕は顔が真っ赤になるのを感じた。腰を引く。でも、手で隠すことは禁止されている。
「なに考えてんだよ・・・なんかいい物でも見えるのか?」
光輝が回りをきょろきょろする。
「お前、馬鹿か。勃起くらい誰でもするだろ」
義幸がいつもの・・・少し冷たいような口調で言う。明らかに僕をかばってくれている。
「だって、こんなとこでさ・・・変態じゃん」
光輝の何気ない一言は、案外本当のことを言い当てていたのかもしれない。
「いいから・・・ほら、体洗ってやるからあっち向けよ」
義幸が、光輝を後ろ向きにして、その背中を手ぬぐいで洗い始めた。
僕はそのあと、陽輔と雄輔に体を洗われた。もちろん、この二人がまともに洗うはずがない。義幸や光輝の目を盗んでちんぽをしごいたり、お尻の穴に指を入れたりする。ますますちんぽが堅くなる。光輝がちらちらと僕の勃起したちんぽを見ている。すごく恥ずかしかったけど、隠すことは出来ない。風呂から上がって、浴衣を着ても、僕の股間は突っ張ったままだった。
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