「ほら、起きろよ」
誰かが僕の頬をぺちぺちと叩いていた。
(誰だよ・・・)
目が覚めるか覚めないかの微妙な瞬間に、昨夜の記憶が戻ってきた。僕は椅子に縛り付けられて、そして、そのまま・・・はっと目が覚めた。
「なに寝てるんだよ」
雄輔だった。回りを見回す。まだ義幸と光輝は眠っている。外は少しだけ明るくなってきている。まだまだ早い時間のようだった。
「ほら、来いよ」
後ろから陽輔の声がした。僕の手を縛っていた浴衣のひもはほどかれて、床に落ちていた。
「はい」
僕は立ち上がって、浴衣のひもを拾おうとした。
「そのまま来いよ」
陽輔が伸ばした僕の手をつかんだ。
「は、はい」
僕ははだけた浴衣の前を合わせて、ちんぽを隠そうとした。
「そのままって言ったろ?」
今度は雄輔だ。
「はい」
僕はまだ勃起しているちんぽをさらしたまま、陽輔に手を引かれて、眠っている義幸と光輝の顔の上をまたいで部屋から連れ出された。
まだ誰もいない廊下を、ちんぽを勃起させながら歩いた。そして、脱衣所でほとんど何の役にも立っていなかった浴衣を脱いでかごに放り込んだ。陽輔と雄輔も全裸になる。二人とも勃起していた。
誰もいない露天風呂の洗い場の真ん中で、オナニーさせられる。二人はそんな僕を岩の上に座って眺めている。もちろん、射精することは禁止されている。
「あぁ、気持ちいいです、ご主人様」
二人の前で、片手でちんぽをしごいて、もう片方の手の指をアナルに突っ込みながら、僕はそう連呼していた。もちろん、そう言うように命じられている。
「どこが気持ちいいの?」
「ケツマンコが気持ちいいです」
そういうと、二人は僕の後ろに回って、お尻の穴に出し入れしているところをじっくりと見てくれる。そして、僕の手をつかんで、指を引き抜く。
「入れてやるよ」
雄輔の声がする。いつもならもっともっとじらされるんだけど、もう朝になったから、二人も急いでるんだろう。
「ありがとうございます、ご主人様」
そして、お尻の穴に入ってくる。いきなり激しく使われる。そのまま、ずっと掘られ続ける。勢いよく、雄輔の体が僕のお尻に打ち付けられる。その度に僕の体がよろめく。洗い場の真ん中で雄輔に犯されている。もし、今、誰かが露天風呂に入ろうとしたら・・・
そう思った瞬間、露天風呂と脱衣所を隔てる引き戸ががらっと開いた。僕は一瞬固まった。でも、雄輔は気付かないのか、体を動かし続ける。
脱衣所から入ってきたのは陽輔だった。少しほっとした。いつの間にか陽輔は露天風呂から戻って・・・そして、手にあの薬を持っていた。
「ほら」
陽輔がそれを僕の口に押しつける。僕が口を開く。粉が口の中に入ってくる。飲み下そうとしても、出来なかった。
「くわえろ」
陽輔が僕の口の前にちんぽを突き出す。粉が入ったままの口を開いてそれをくわえる。なにも言わすに陽輔が僕の口の中に放尿した。
「うぐっ」
僕はそれで薬を飲み下した。おしっこを飲むのはこれが初めてだったけど、陽輔のおしっこだと思うとあまり抵抗なく飲めた。たぶん、雄輔のも同じように飲めるんだろう。なぜなら、僕は陽輔と雄輔の奴隷なんだから・・・
僕が陽輔のおしっこを飲み終えた頃に、雄輔が僕の中に射精した。そして、雄輔と陽輔が入れ替わった。陽輔が僕のお尻の穴を犯す。雄輔が僕の口を犯す。陽輔が僕のお尻の中でイったのとほぼ同時に、雄輔が僕の口の中に出した。
「ここにいたんだ」
二人が僕から離れたのとほとんど同時だった。光輝が義幸と一緒に露天風呂に入ってきた。僕は勃起したままのちんぽを隠すように二人に背を向けて、あわててお風呂に飛び込んだ。
「朝風呂かぁ・・・贅沢だねぇ」
僕がここでなにをしていたのか、なにをされていたのか全く知らない光輝が、妙におっさん臭いせりふを吐いて、露天風呂に入ってきた。
「はぁ・・・極楽極楽っと」
「お前はおっさんかよ」
そんな光輝のことを笑いながら、義幸が僕と光輝の間に割って入った。さらにその義幸と僕の間に陽輔が、僕を挟むようにして雄輔が入ってくる。僕と、四人が仲良く朝風呂に入っている。でも・・・
(昨日と今日で、僕はこの四人全員に犯されたんだ・・・)
薬が効いてきたのか、お風呂に入ったからなのか、体が火照ってきた。湯船の中で、陽輔が僕のちんぽをつかんだ。
「あれ、きー坊また勃起してるよ」
そして大きな声で言った。
「またかよ・・・この変態」
光輝がいつもの調子で言った。でも、その目は少しだけいつもとは違っていた。
「溜まってるの、きー坊?」
「どこでそんな言葉覚えて来るんだよ」
雄輔が言ったことに、光輝が驚いている。
「きー坊に教えてもらったの」
そんなことを平気で言う。僕ははらはらしながら、でも口を出せずにいた。
「溜まってるなら、出しちゃえば?」
陽輔が言った。
「お前らなぁ・・・」
光輝があきれている。義幸は黙ってそんな僕等を見つめていた。いつもの少し冷たい感じの目で。
陽輔が言ったことは、みんな冗談だと思っているに違いない。陽輔も笑いながら言っていた。でも、それを言ったときの陽輔の目は笑っていなかった。
「出しちゃえ〜」
雄輔も笑って言う。でも、目は笑っていない。そう、それは命令するときの目だった。僕は黙ったまま立ち上がって、四人の前に勃起したちんぽをさらした。
「うわ・・・ホントに勃起してる」
光輝が僕を見て言う。火照った体がますます熱くなる。僕は四人の正面の岩に座った。そして、ちんぽに手をかける。見られながらする・・・なかなか踏ん切りがつかなかった。そんな僕を義幸は冷たい目で見つめる、陽輔と雄輔は、にやにやしながら見つめている。もちろん、命令するときの目で。
僕はゆっくりとしごき始めた。あの光輝ですらなにも言わなかった。みんなが黙ったまま、僕のオナニーを見つめた。僕はみんなに見られながらオナニーした。
「イく・・・」
やがて、僕のちんぽから大量の精液が、弧を描いて吹き出した。それは露天風呂のお湯の中に飛び散った。
「きったねぇ」
息を飲んで見ていた光輝が声をあげた。四人は露天風呂からあわてて飛び出して、脱衣所に駆け込んだ。僕は一人、露天風呂に取り残された。まだちんぽは勃起したままだった。
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