翌朝、7時に目覚ましを設定していた俺は、何回も鳴らされた玄関のチャイムの音でようやく目が覚めた。
「来るって言ったのに」
ドアを開けたとたん、俺は祐樹に怒られた。
「今、何時だ?」
祐樹がスマホを見る。
「6時半」
「6時半!」
驚く俺。
「まだ夜中だろ」
「はあ?」
ひとしきりやり取りしている間に寝ぼけた頭がようやく目を覚ます。
「お前が7時って言ったんだろうが」
そう言いながらも、俺は祐樹を家の中に入れた。祐樹はまっすぐベッドルームに向かうと、肩から提げていた鞄からパジャマを取り出し、着替え始めた。
「じゃ、おやすみなさい」
着替え終わると、さっさと俺のベッドに入る。俺は何も言わずにその隣に横になる。祐樹が俺に抱きついてきた。
「早く来ないとこうして一緒に寝られないでしょ?」
「お前・・・泊まるって言ってなかったっけ?」
「それは夜のこと。朝は朝で一緒に寝たいもん」
俺は苦笑した。淫乱になっただけではなく、わがままにもなったようだ。祐樹の股間をまさぐる。案の定、勃起していた。
「ほんと、淫乱になったんだなぁ」
「一番最初は渉さんだったんだから、責任取ってよね」
そう言って股間をすりつけてくる。
「とりあえず、寝かせろ」
そう言って、俺は布団にくるまり、祐樹に背中を向けた。その背中に祐樹が勃起した股間を押し付けてくる。その熱さを感じながら、俺は再び眠りに落ちた。
目が覚めた。淫夢を見たような気がした。股間になにか生暖かいものを感じる。見てみると、祐樹が俺のペニスにしゃぶりついている。俺が目を覚ましたことに気が付いても、ちらっと俺を見ただけで、そのままフェラチオを続ける。祐樹は全裸だった。自分のアナルに左手の指を入れていた。俺の方からそれがよく見える。いや、祐樹は意識してそれを俺に見せている。少し腰を上げて、お尻を俺の方に向けている。指は第二関節くらいまで入っている。それを動かしながら、俺のペニスを咥え続ける。時々唾液をすすり上げる。舌で刺激し、根元に顔を埋める。頭を股間に突っ込んで、俺のアナルにも舌を這わせる。さらに舌を入れてくる。
「ん・・・」
俺が反応すると、ますます深く舌を入れようとする。俺は体を起こす。祐樹を仰向けに寝かせて、その顔の上に跨がった。祐樹は俺のアナルに吸い付いてくる。手は自分のペニスをしごいている。昨日はあった毛がなくなっていた。
「毛、どうしたんだ?」
「昨日剃った」
俺の尻の下で祐樹が答えた。
「なんで?」
「だって、渉さん、毛がない方がいいって言ってたし」
「そんなこと言ったっけ?」
そんな記憶はないが・・・前に祐樹の無毛の股間を撫でながらそんなことを言ったのかもしれない。
「だからって、剃らなくても良かったのに」
「ひょっとして、渉さんが剃りたかった?」
「う~ん・・・生えてる祐樹をもっと見たかった。だって、つるつるのお前しか見たことなかったし」
すると、祐樹が俺のアナルに指を突っ込んできた。
「いてぇ」
「つるつるなんて言うからだよ」
俺は祐樹の顔の上に尻を乗せ、体重をかけた。
「く、苦しいって」
祐樹が俺の尻を叩いた。
「つるつるのくせに」
俺が言うと、祐樹はふくれて見せる。
ふと、尿意を感じた。
「祐樹、おいで」
俺は祐樹をバスルームに連れて行く。バスタブの中に全裸でしゃがませた。
「飲んでくれるって言ったよね」
祐樹が口を開く。俺はそこをめがけて放尿した。祐樹の口の中が俺の尿で満たされていく。祐樹は一旦口を閉じて、口に溜まった尿を飲み込んだ。その間も俺は放尿し続けたため、祐樹の顔は小便まみれになる。口の中の尿を飲み込んだ後、また口を開く。それを何回か繰り返した。俺は途中で小便を止める。
「ちょっと待ってろ」
俺はベッドルームに戻ってローションを取り出す。それを持ってバスルームで待っている祐樹の所に戻った。
「あっち向いて」
小便まみれのままの祐樹にお尻を突き出させる。そこにローションを塗る。そして、俺のペニスを挿入する。
「うっ」
全く指でほぐしたりせずにいきなり挿入したため、少し痛かったようだ。でも、まだまだこれからだ。俺は放尿を再開した。祐樹のアナルの中で、じわっと暖かい感触が俺のペニスを包む。
(今、祐樹のお尻の中が俺の小便で満たされてるんだ)
「な、なに?」
お尻の奥でいつもと違うことが起きているのに祐樹も気が付いた。
「お前のお尻の中でおしっこしてる」
「ええ?」
「小便浣腸だよ」
祐樹のお尻から俺の小便が漏れ始める。
「ほら、しっかりケツの穴締めて」
「う、うひっ」
初めての経験に、祐樹は変な声を上げた。それでも、ペニスは勃起している。俺は祐樹の中で放尿を終えると、そのまま掘り始めた。ぐちょぐちょと卑猥な音がする。
「うぁあ」
少しずつ、俺の尿が祐樹のアナルから漏れ出し、祐樹の太ももを伝わって垂れていく。
時々、ぶしゅっと音を立てながら溢れるときもあった。
「気持ち・・・いい」
祐樹の体から少しずつ力が抜けていく。それに連れて、アナルから漏れる尿の量も増えていく。やがて、俺は祐樹の中で射精した。
「ほら、舐めろ」
そして、俺は祐樹をしゃがませて、俺の尿にまみれたペニスを舐めさせる。その間にも、祐樹のお尻から俺の尿が時々音を立てて漏れる。
「体の中も外も小便まみれになった感想は?」
ここでMなら『嬉しい』とか何とか言うんだろうな、と思いつつ。
「気持ち悪い」
(まあ、そういうもんだろな)
俺は笑った。
「何で笑うんだよ、この変態」
「いや、ごめん。つい勢いで」
シャワーを出し、祐樹の頭から浴びせる。そして体を洗う。
「ほら、お尻」
祐樹が俺のほうにお尻を突き出す。俺はそこにシャワーを浴びせながら、アナルに指を入れる。まだ少し残っていた俺の小便がまた漏れ出す。
「もう・・・どんだけ出したんだよ」
「さぁね」
指でアナルを広げて、シャワーを当てる。
「貸して」
祐樹がシャワーを止めて、シャワーヘッドを取り外す。シャワーのホースを自分のアナルに押し当てて、お湯を出した。
「うぉ」
自分で浣腸する。それを数回繰り返した。
「ちょっと貸して」
俺は祐樹からホースを受け取る。それを祐樹のアナルに押し当てて、お湯を出す。
「うぅ」
「まだまだ」
祐樹が自分でしていたよりも長くお湯を出し続ける。心なしか、祐樹の腹が膨らむ。
「ほら、出していいよ」
祐樹がしゃがもうとしたが、俺はそれを制止する。
「立ったままだ」
俺が見ていると、祐樹のアナルからお湯が出てきた。半分くらいは太ももを伝って流れ落ちる。
「もう1回」
何度か繰り返しているうちに、祐樹のアナルからうんちが出てきた。
「ほら、うんち出た」
そう言うと、祐樹は顔を真っ赤にした。
「もう、恥ずかしいからやめてよ」
そんな祐樹が可愛いと思った。俺は汚物をシャワーで流してきれいにすると、ボディシャンプーで祐樹の体を洗ってやった。そして、バスタオルで体をくるんでベッドルームに二人で戻った。
「どうだった? 淫乱祐樹君」
「もう・・・渉さんの変態!」
口ではそういうが、嫌という訳ではなさそうだ。
「でも、勃ってたでしょ?」
「まぁ・・・ね」
祐樹が俺の上に跨がった。そして、自分のペニスをしごき始めた。俺は下からそんな祐樹を見つめる。目を閉じて、少し眉間にしわを寄せている。手の動きは徐々に早まっていく。
「あぁ・・・渉さん」
急に祐樹が俺の上から降りてベッドルームを出て行った。すぐにローションを手に戻ってくる。ローションを俺のペニスに塗りつける。手でしごいて勃起させる。そして、また俺の上に跨がると、俺のペニスを自分のアナルに導いた。祐樹が上になり、アナルに俺のペニスを受け入れる。
「は・・・ぁ」
祐樹は自分の手でペニスをしごきながら腰を上下させる。俺も下から腰を突き上げる。
「い・・・ぃ」
ペニスから手を離し、俺の腹に両手を突く。その姿勢で腰を動かす。やがて、手を俺の両肩に置き、そこを支点に下半身を上下させ始める。勃起したペニスが揺れている。
「はぁ・・・は・・・あ・・・」
透明な先走りが糸を引きながら俺の臍の辺りに滴り落ちる。腰の動きが速くなる。
「あ・・・いぃ・・・渉さん・・・気持ちいいよ」
祐樹のアナルが俺のペニスをぎゅっと締め付ける。
「ああ!」
俺の上で顔をのけぞらせたその瞬間、祐樹のペニスから精液が迸った。二度、三度と精液が俺の体に飛び散る。俺の顔面にまで飛んでくる。祐樹が俺の顔に飛んだ精液を舐め取る。そのまま激しく唇を合わせる。そして、抱きしめ合った。
結局、その日は昼食と夕食を外に食べに行った以外はずっと家で、ベッドの上で全裸で抱き合っていた。祐樹は何回イったのだろう・・・少なくともそのうち2回はトコロテンだった。
その夜、祐樹は全裸のまま俺の腕に頭を乗せて眠っていた。俺はそんな祐樹を抱きしめる。俺も全裸のままだ。
(どうせ、明日の朝も、こいつのフェラで目が覚めるんだろうな)
枕元に置いてあるスマホを手に取る。時計アプリを立ち上げ、目覚まし代わりのアラームをオフにした。
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