「訳分かんない」
何を言われても理解出来ない。
「太陽って、こんな訳分かんない奴だったんだ」
そう言ってから、ちょっと言い過ぎたかもって思った。でも、実際に訳分かんないし、犯されたいとかそれを見られたいなんて全然理解出来ない。
「そうだよ、俺、こんな奴なんだよ」
太陽が立ち上がった。僕の正面で僕に向き直る。股間を撫でている。そして、その手を止める。
「ほら、こんなになってる」
そこは盛り上がっている。それだけじゃない。白いブリーフの真ん中辺りに大きなシミが出来ている。
「諒君がいろいろ言ってくれるから、気持ち良くて」
またそこを撫でる。いや、ただ撫でてるんじゃない。太陽のちんこの形に手を添わせて上下に動かしている。
「お前・・・なにやってんの」
僕は少し呆れた。
「扱いてるんだよ、諒君に見られながら」
すぐに太陽は言い直した。
「諒君に見てもらいながら」
手が動いている。そこから目が離せない。目の隅で大人達が僕等を見ているのを感じる。太陽はなんでこんなことを・・・
「頭おかしいよ」
言っちゃダメだと思ったけど、言ってしまった。正直な今の僕の感想だ。
「そうだよ。俺は頭おかしいんだ。だから」
太陽が白ブリーフをずり下げた。勃起したちんこが跳ね上がる。
「うわっ」
初めて見る太陽のちんこ。それも勃起したちんこ。先のところが濡れてるみたいに光ってるちんこ。
「ねえ、見て」
そのちんこを握って手を上下させる。くちゅくちゅという音が聞こえる。
「諒君に見てもらえて、気持ちいい」
気持ち良さそうな顔で僕を見る。足に引っ掛かっていた白ブリーフを脱ぎ捨てて全裸になる。全裸になって僕の目の前で扱いている。
「良かったな、見てもらえて」
佐伯さんが言った。
「はい」
太陽がうなずく。そして言った。
「犯してください」
僕に背を向け、前屈みになった。
「ケツマンコ、犯して下さい」
手でお尻を左右に開く。太陽のお尻の穴が丸見えになった。

「じゃあ、しゃぶれ」
椎名さんが太陽の前に立った。股間からちんこが突き出ている。大人のちんこだ。勃起した大人のちんこ。その前に太陽がしゃがむ。
「ケツマンコを見てもらいたいんだろ?」
そう言われて太陽は一旦立ち上がり、僕の方にお尻を突き出すようにして前屈みになり、またお尻を開いた。そのまま頭を椎名さんの下半身に押し付ける。
「それじゃ、しゃぶってるところ、見てもらえないだろ?」
太陽は、椎名さんの体から少し離れて僕を振り返った。体をひねったりして僕の方を見る。
「あの、こっちに立ってもらえませんか?」
自分の横の床を指差した。
「いいぞ」
椎名さんがそこに横向きに立つ。勃起してる大人ちんこが横から見える。
「じゃ、諒君、見て」
太陽は改めて僕に向かってお尻を突き出して穴を見せる。そして、横を向いて椎名さんの大人ちんこを舌で舐めた。
「うわ」
思わず声が出た。太陽は椎名さんのちんこの亀頭の下のところを何度も舐め上げてる。時々ちらっと僕を見る。また舐める。手はお尻を開いたままだ。
「先を舐めろ」
椎名さんが言う。太陽は舌の先で椎名さんのちんこの先、おしっこが出るところを舐める。
「美味しいか?」
椎名さんが尋ねる。
「はい、美味しいです」
ちらっと僕を見る。
「椎名さんのチンポ、美味しいです」
太陽はもう一度言った。
「お前のチンポはどうなってる?」
今度は今宮さんだ。
「ガチガチに勃起してます」
すると、今宮さんが太陽の股間を覗き込んだ。
「だらだら垂れてんぞ」
「ガマン汁垂れてます」
まだお尻を開いたまま、太陽が言う。
「ほら、涎垂らしてるお前のチンポ、見てもらえよ」
太陽は椎名さんを見上げる。椎名さんが一歩下がった。太陽はお尻を開いたまま僕の前で立ち上がった。その勃起したちんこから、汁が滴っていた。
「諒君、見て下さい」
太陽のちんこ。勃起したちんこ。そこからガマン汁がまるで糸を引くように滴り落ちている。そんな太陽のちんこを見ているのが恥ずかしい。太陽の顔を見るのも恥ずかしい。僕は顔を伏せた。
(どんな気持ちでこんなことを・・・)
「諒君」
太陽が僕を呼んだ。僕は顔を上げた。太陽の顔を見た。いつもより顔が赤い。流石に恥ずかしいんだろうか。少し口が開いている。
「ね、握って」
僕に言った。太陽のちんこを見た。相変わらずガマン汁が溢れている。
「やだよ、汚い」
そう答えると、一瞬太陽のちんこが跳ね上がった。
「お願いします」
もう一度太陽が言った。
「そうだな。お前は汚らしい変態奴隷だからな」
佐伯さんが言った。
「ほら、咥えろ」
今度は佐伯さんが太陽の前にちんこを突き出した。さっきの椎名さんのちんこより太そうに見える。
「はい」
太陽はそのちんこを咥えた。僕に見られながら、時々僕をちらちらと見ながら。
佐伯さんが太陽の手を掴んでお尻を広げるのを止めさせた。すると、太陽はその手でガマン汁を垂らし続けるちんこを握る。
「ほら、口も犯されたいんだろ」
佐伯さんが体を太陽の口に押し付ける。
「んご」
太陽が声を漏らす。そのまま佐伯さんは体を前後に動かす。ぐぼっぐぼっと音がする。
(口を犯されてるんだ)
太陽が涎を垂らす。扱いているちんこからもガマン汁が溢れ続けている。でも、さっきよりは量が減ったみたいに見える。
そんな太陽の横に椎名さんが立つ。太陽は佐伯さんのちんこから口を離して、椎名さんのちんこを咥える。また佐伯さんのちんこを咥える。また椎名さんのちんこを咥える。
「嬉しいか、俺達のをフェラ出来て」
「はい、嬉しいです」
(うれしいんだ)
そんな太陽を見ながら僕はちんこの味を想像しようとする。
(指とかと変わらないのか・・・それとも、おしっこが出るところだから)
太陽の後ろ側に今宮さんがしゃがんだ。太陽は体をひねって今宮さんを見る。
「舐めてください。お願いします」
またちんこを咥える。
今宮さんが太陽のお尻を開いて、そこに顔を押し付けた。
「ああっ」
太陽が呻く。今宮さんが太陽のお尻ごと少し体の向きを変えた。僕にそこが見えるようになった。今宮さんが太陽のお尻の穴を舐めている。太陽の体が時々ビクンと動く。
(今度はお尻の穴か)
さっきはおしっこが出る所を舐めて、今度はうんこが出る所を舐められている。そして、太陽は声を上げる。
「あっ」
ビクンと動く。ちんこからガマン汁がまただらだらと溢れ出している。
「気持ちいいんだ」
僕は小さくつぶやいた。太陽が僕を見た。ちらっと、じゃなくてはっきりと顔を僕に向けて僕を見た。
「もっと」
僕を見ながら言った。
「じゃあ、俺の穴を舐めろ」
今宮さんがそう言って服を脱いだ。

(うわっ)
今宮さんは確かプロレスラーを目指してる人だ。ごっつい体で筋肉質というのは服を着ていても分かった。そんな今宮さんが全裸になった。確かに凄い筋肉だった。でも、それ以上に驚いたのが・・・
「でっか」
思わずつぶやいてしまった。今宮さんの股間では、でっかいちんこが勃起していた。「そそり立つ」という表現はこんなちんこのためにあるんじゃないかって思った位だ。そんな今宮さんが、僕から見て少し斜めになって太陽にお尻を突き出す。太陽がそのお尻に近づく。手でそこを開く。今宮さんのお尻の穴が見えた。そこに太陽が顔を近づけた。
(舐めるんだ)
そう思った途端、太陽の舌が伸びて今宮さんのお尻の穴に触れた。
「うわっ」
今度は小さな声が出てしまった。太陽はチラリと僕を見る。舌は今宮さんのお尻の穴を舐め続けている。僕はそれを凝視する。
「はぁ」
太陽が呻く。何度も何度も舌をお尻の穴に押し付けている。
「ほら、中まで舐めろ」
今宮さんが言う。太陽は改めて親指で今宮さんのお尻を押し広げ、そこに顔を押し付けた。
「んん」
太陽が呻く。
「そうだ、もっと奥まで」
ということは、太陽の舌が今宮さんの穴に入っているんだろう。うんこが出る穴の中を舐めるなんて、太陽は気持ち悪くないんだろうか。
太陽のちんこを見た。太陽は今宮さんのお尻の穴の中を舐めながら、勃起したちんこを扱いている。
(気持ちいいの?)
よく分からない。理解出来ない。
「人のお尻の穴舐めて、気持ちいいの?」
思い切って聞いてみた。太陽は今宮さんのお尻から顔を離して僕を見た。
「うん、気持ちいい」
全く分からない。
「気持ち悪い、じゃなくて?」
「うん、気持ちいい」
「太陽って・・・変態なの?」
すると、太陽は今宮さんのお尻の穴にキスをした。
「うん」
うなずいて言った。
「諒君のも舐めたい」
「えっ」
一瞬、思考停止した。

さっきから、この状況がなんだか他人事のような気になっていた。
いつからだろう・・・たぶん、太陽がちんこを舐めたりし始めたときじゃないかな。
こんなことが目の前で実際に行われていると思えなかったから。だから、動画とかで見ているのと同じような気持ちになっていたのかも知れない。
だって、僕等はまだ中学生だ。
太陽は野球部で、女子に言わせればかっこよくて笑顔はかわいくて、クラスのあっちのグループでは大体いつも真ん中にいて・・・
そんな太陽が、男の人達とセックスしている。
男の人のちんこを舐めている。
男の人にお尻の穴を舐められて、今は舐めている。
僕が好きだと行っている。
そして、僕のも舐めたいと言っている。

「な、なにを・・・」
僕の声が少し震えていた。
「諒君のなら全部・・・チンポも、お尻も、穴も、全部」
(こいつ、変態だ)
さっきから何度もそう思っていた。でも、今までは本気ではそう思ってなかったような気がする。そして、今、本当に太陽は変態なんだって思った。
太陽が僕の前に立った。僕を見ている。いや、違う。太陽は僕の体を見ている。その視線を追ってみる。太陽は僕の体の一部分をずっと見ている。
僕の、股間を。
僕の、ズボンの上からもはっきりと分かる、勃起したちんこを見つめ続けているんだ。


      


index